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ちょっとTシャツの話でも

lessとクラゲがちょっとTシャツの話でもしてみたいと思います。今回は第六回目。お題は「ワンダー"Tシャツ"フェスティバル20回開催記念」ということで、月1回のペースで行われているこのイベントについて色々と話してみました。20回も開催されるということは、色々なことがあったわけで。ということで、そういうこととかをlessさんに振り返っていただきました。

lessクラゲのプロフィールはこちらです


[その6] ワンダー"Tシャツ"フェスティバル20回開催記念 (2005/7/9収録)

クラゲ : 今日は、ワンダーTシャツフェスティバル(以下「ワンダー」)20回開催を前に振り返るということで、このイベントについて色々お話しを聞かせてください。2005年7月の開催で20回目ですね。おめでとうございます!

less : ありがとうございます。

クラゲ : まず最初に、ワンダーをご存知ない方に向けて、軽くイベントの説明をお願いしてもよろしいでしょうか?

less : はい。ワンダー“Tシャツ”フェスティバルとは、04年から始まった月に1度秋葉原「三月兎」で開催されるTシャツブランドNo.1決定ガチ勝負Liveイベントです。日程の2日間中、最も売れたブランドにはWTFチャンピオンの称号が与えられ、次回開催までベルトが渡されます。

クラゲ : こちらのイベントの最大の特徴は、チャンピョンの称号と、最下位は次回出場停止のルールですよね

less : そうですね、今は最下2位までが次回出場停止になります。オフィシャルページではそこは謳ってませんが。

クラゲ : ということで、このイベントを行うきっかけについて教えていただいてもよろしいでしょうか?

less : ええ。ちょっと前後しますがワンダールールを記しておきますね。

【ワンダールール】
1.チャンピオンにはチャンピオンベルトバナーが渡されます(次回開催結果が出るまでサイトに掲載可能)。
2.最下2位は次回出場することができません(ゲストで最下位だった場合は二回お休み、以後参戦意思を伝えればゲスト参戦可能です)。
3.ゲストで生き残ったブランドはワンダー公式ページに紹介文章と共にWEBリンクが貼られます。
4.お互い助け合いで成り立っておりますので、参加の方は皆で協力しあいましょう。

ルールはこの4つしかありません。価格設定、持ち込みの制限もなしです。

クラゲ : 最初からこの4ルールだったんでしょうか

less : いや全然違いますね(笑)。元々はですね、秋葉原っていう街って渋谷とか吉祥寺とか代官山とかと違ってファッションの店がないんですよ。そのくせサイバーでギークというMARS16の雰囲気にバッチリあってたんですね。なのでここで一回イベントをやってみようかと当時販売店になったばかりの三月兎に話をもってったわけです。三月兎も場所がうつったところでこれからどうしようかなあ、みたいな感じだったので、こういうバカな企画も軽く乗ってくれたんですよね。その当時のイベント名は「ファミコンプリートTシャツ」というイベント名で。イベント名イベント名ってうるさいですね(笑)

クラゲ : いえいえ。イベント名は大事ですよ

less : このイベントですが、ファミコンに関するブランドが介して展示会をひらこうと。で、ファミコンをやりに友達の家に行く感覚でTシャツを洗濯物みたいに机の上において畳の部屋に靴脱いであがってしまおうということになったんです。

クラゲ : では、最初は「秋葉原=ファミコン」って流れのファミコンTシャツイベントだったんですね

less : そうなんですよ。

クラゲ : 参加ブランドはどのような感じでした?

less : SIXTEEN USA(Nintendo)、CIZNA(ナムコ)みたいな感じでした。当時同時進行で、渋谷Middleで「ゲームTマニアクス」というイベントもやったんですが、そっちはCIZNAにTHE KING OF GAMESというメンツでしたね。

クラゲ : 当初の「ファミコンプリートTシャツ」は何回ほど続いたんですか?

less : 「ファミコンプリートTシャツ」は2回で終了です。3回目でハードコアチョコレートを呼んだので、名前を変更しました。

クラゲ : そこから、ワンダーTシャツフェスティバルという形になったんですね?

less : そうです。まず、コアチョコ、イナズマチャンピオンの2ブランドが参加しガチンコ対決をしようということになりました。そこにMARS16とSIXTEEN USAをいれて4ブランドですね。

クラゲ : 最初は4ブランドからのスタートだったんですねー

less : そうですね、イベントの1回目〜4回目まではその数でやってましたね。1回目〜2回目はファミコンプリートなわけですけど、5回目でRED BAZOOKAが参加したんです。

クラゲ : ここから、徐々に色々なブランドが参戦ということですね

less : そうです。ドクドクロン悪意1000%までが10回まででメンバーとして参加し、10回記念でスカラヴィジョン赤兎馬とどんどん参加がきまっていったんですよね。

クラゲ : ほー。ルールである「最下位は次回出場停止」というのはいつからはじまったんですか?

less : 13回目からです。あ、12回目だったかな

クラゲ : ルールを設けた理由ってどうしてですか?

less : チャンピオンを決めるってことはブランドの「タブー」だったんですよ。だってどれが売れてるかお客さんにばれるじゃないですか。で、そうやってやってるうちに1位になれなかったブランドは危機意識が生まれるだろうと思ってたんですよ。ところが、ブランドが増えると2位も最下位もわかんなくなるから緊張感がなくなるし、そういっている間にもどんどん参加ブランドが増え続けるもんだから狭い会場がすぐいっぱいになってきたわけです。

クラゲ : ええ

less : で「下はペナルティ入れよう」と打ち上げでMUNEさんが言い出しまして、あ、そらええな!と

クラゲ : さすがTシャツ業界の悪童(笑)

less : いや、僕もそれは悩みが一気に消えるくらい良いアイデアだと思いましたよ。自分自身も緊張して挑みますしね。主催者が消えることもありえる、ゾクゾクするじゃないですか。

クラゲ : そのルールが決まったときのブランドさんの反応はどうだったんですか?

less : 逆にね、最下位になるにはそれなりの理由があるんですよ。例えば新作がないとか在庫がきれてもって来れないとか。だからこれも準備期間ということで、1ヶ月休んで英気を養うということでみなさん快く承諾してくれました。お客さんとしてもそのほうがいつも新しいのや面白いのがあっていいじゃないですか。

クラゲ : 最初が第一期、そしてブランドが増えつつあるときが第二期とすると、このルール導入で第三期ワンダーという感じですね。

less : そして「クラゲ枠」の登場ですよ!未知なるブランドがどんどんやって来る

クラゲ : ワンダーの前のファミコンプリートから、知ってる身としては、何か関われないかなーと思ってまして、lessさんに提案したら快諾いただきましてクラゲ枠ルールが導入されたんですよね?

less : そうそう。最初は知り合いじゃないってのが少し怖くって面白そうなブランドさんも呼べなかったんですけど、クラゲさんが知り合いになってこっちに連れてきてくれるという感じになって、うまくブッカーの役割を果たすようになったんですよね。

クラゲ : クラゲ枠導入で更に熾烈な戦いになってきたわけですよね?

less : なりましたね。でもクラゲ枠でまだチャンプは生まれてないんですけどね…。

クラゲ : チャンプといえば、今のところのチャンピョン経験ブランドはどちらになるですか?

less : MARS16・CIZNA・SIXTEEN USA・RED BAZOOKAハードコアチョコレートスカラヴィジョンice-mixと7ブランドですね

クラゲ : 19回開催される中で、7ブランドということは、複数回優勝しているブランドがいるということですよね?

less : そうですね

クラゲ 今のところ最多優勝はどちらですか?

less : RED BAZOOKAですね。8回勝ってます。次がMARS16の5回、SIXTEEN USAの2回、あとは1回づつって感じです。

クラゲ : 現在の参加ブランドはどれくらいになるんですか?

less : 総参加ブランドでは25。ワンダー20参戦ブランド数は19です。あ、公式ページにのっていないゲストをいれると総参加は32ブランドにも登りますね。

クラゲ : そうなると、半分以上のブランドはチャンピョンは経験していないというシビアなイベントなんですね

less : そうなんですよ。でもチャンプが強いからこそ、チャンプになるってのはすごいことなんですよ。お客さんに認められたってことですからね。で、そうじゃなくても、この戦線にずっと参加し続けてくれるブランドさんには僕は心から敬意を払います。こんなリスクの高いファッションから180度逆向いたゲリラなLiveに参加してくれている。本当にありがたいことですよ。



クラゲ : そんなワンダーも次回で20回目ですが、20回目では20回開催記念Tシャツを作成されるんですよね?

less : こちらです。

クラゲ : 僕のワンダー観なんですが、色々なイベントがしのぎを削って様々なことを仕掛けてくるのが楽しくて。バッジや、布製バックのようなおまけをつけたり、新作を先行発売したり、ワンダーだけでの限定を出したり、そして、限定値下げをしたり。毎月行われているのに、毎月新しいことに出会えるイベントなんですよ。そこが、お客さんからの視点から見ると楽しいんですよね

less : 今度とあるブランドはワンコインTシャツを持ってくるらしいですし、僕も各ブランドさんの戦略は全く読めないです。

クラゲ : チャンピョンと最下位というルールがあって、ブランドさんがそれに向けて、頑張って、その結果、買い手が楽しいという面白いイベントですよね!

less : 三月兎2Fの畳の底が抜けないかどうかが心配ですが(笑)。やってる僕が楽しいので、飽きないイベントになってると思いますよ。20回目というのに、まだまだやれてないなあって感じますもん。

クラゲ : クラゲ枠もまだまだ色々なブランドを送り込みますんで、近い将来はクラゲ枠が上位を占めることになると思いますよ(ニヤリ)

less : おぉ!僕が思うのはベイシングエイプやネイバーフッドも参加して欲しいんですよね。雑誌とかでまくっているのと僕らとを一緒の条件で一緒に並べてみたいんです。そういうオファーも僕はやり続けます。有名無名関係なく、お客さんと2日だけの真剣勝負をする。それがいいじゃないですか!海外のブランドも、また最近オファーかけてますよ。これが近い将来のワンダーででてきますんで

お客さんは期待してて欲しいです。クラゲ枠も怖いし、ゲストも怖い。もちろん今いるブランドは強いですし、いい鬩ぎあいっすよ。

クラゲ : 「成長しつづけるイベント」ワンダーTシャツフェスティバルですね

less : ええ。

クラゲ : そのような意気込みが聞けて嬉しいです。今後もますまず目が離せないイベントになりそうです!

less : ありがとうございます。どうか来たことない方は一度あそびにきていただきたいです。こんなん書いてますけど、めっちゃ分かりにくいところのさらに奥の階段をあがった2Fという常人では見つけられない場所にありますんで(笑)

クラゲ : 三月兎の2階という場所も是非見に来ていただきたいですよねー

less : 普段は倉庫になっていて開放されてませんからね

クラゲ : 今、最も熱いTシャツイベントであることを、僕が保証します!だって、僕が毎回行くたびに、何枚もTシャツ買っちゃうくらいですから(笑)

less : ははは(爆)。今回マーズ16はパタリロも出す予定ですからね。期待しててください。クラゲ枠が今回いないのが少し寂しいですが…。

クラゲ : そうでした…。クラゲ枠も徐々に拡大していって、将来的には、正規軍vsクラゲ軍として挑んでいきたいです!

less : お!今マイナーリーグという団体から「マイナーリーグ枠」としてどんどん刺客を送るといってきておりますね。

クラゲ : お!更に混沌の度合いが増していきますね!

less : ええ。

クラゲ : 次回の日程教えていただいてもよろしいでしょうか?

less : 次回ワンダー20は

WONDER"T"FESTIVAL20「HR/HM」
日時:2005年7月29日(金)30日(土)31日(日)11時〜20時
場所:秋葉原三月兎 [地図] [写真]
参戦ブランド
RED BAZOOKA(4連続防衛中:チャンピオン)、ちくわぶ、MARS SIXTEEN、ice-mix、SYURIKEN、Capital Radio One、悪意1000%、もののふ、HARDCORE CHOCOLATE、TTP://、赤兎馬、SCAR b VISION、雪崩式、JUN KITAGAWA、irregular、Hen-T、ハンバーグ009(初参戦:ゲスト)、他

という感じで行われます。金曜日は12時手前に開くかもしれないのでゆっくりきてください。

クラゲ : では、今日はありがとうございました!

less : はーい。おつかれです


【ワンダー20回を記念して、Tシャツ部からの特典があります】
ということで、クラゲも一押しのワンダーですが、今回はクラゲから東京Tシャツ部特製ステッカーを提供させていただきました。Tシャツ購入時に「Tシャツ部見ました」とおっしゃっていただければ、特製ステッカーを1枚プレゼント致します。なお、ステッカーの枚数には限りがあるので、無くなった時はゴメンナサイ。

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プロフィール
less

74年生。Tシャツパラノイア(命名:久米さん@久米繊維代表)、音楽ジャンキー。99年にTシャツオンリーラボブランドMARS SIXTEENの活動を開始。現在まで100種類以上のワークスをこなし、「ファミコンリスペクトタイトル全制覇!」を掲げるゲームTのサードパーティー的存在になりつつある。

また、Tシャツに関するあらゆることに携わる、デザイン、工場での作成、流通、販売と全てを行う(株)マーズ・シックスティーンの代表を務める。

クラゲ

73年生。東京Tシャツ部の部長兼サイトのwebmaster。北海道生まれ、東京在住。昼間は普通のサラリーマン。「Tシャツ」「お笑い」「テクノ」をこよなく愛す31歳。

夢は365日毎日違うTシャツを着ること。

夏は大小様々な野外raveに出没、冬はコタツを囲んで友達との鍋パーティーというのがここ数年の流れ。

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