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[コラム001] コレクターという人種
手持ちのTシャツがとっくに200枚を超えた。

Tシャツ販売を生業にしているわけではないし、他人からやたらたくさんTシャツをプレゼントされるわけでもない。持っているTシャツのほとんどは自腹で購入したものである。単なる一消費者なのだ。

思えば、手持ちのTシャツの購入代金を合計すれば、ロレックスぐらいは簡単に買える金額になってしまうことだろう。いい年をして、ロレックスならいざ知らず、Tシャツはあまり自慢にならない。それどころか同僚の女子からは「そんなにTシャツばっかり買って、アタシが奥さんだったらとっくにブチ切れてますよ」と言われた。

たしかに、たかがTシャツといえど、200枚もあると場所を取ってしかたがない。驚きの収納術!!なんか見てみても、そもそも200枚という物理的サイズそのものが減るわけではなく、たまに呆然とすることがある。お部屋にモノを置きたくないタイプの人にはかなり苦痛な状況がウチにはあるわけだ。

困ったものだ。といっても、そうは言いながら実は、そんなことに頭を悩ますのも趣味の一つだったりするのがコレクターという人種であり、そういう意味でコレクターである自分を発見するのである。

みんなも、「困った困った」言いながら、実はそんなに困ってないでしょ?

written by nard

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[コラム002] Tシャツと3分間
Tシャツを購入する決め手ってなんだろう。形?色?サイズ?素材感?チェックすべきポイントは多々あるだろうし、人によって優先度も違うだろう。

僕の場合は、「そのTシャツをネタに3分間のスピーチができるか」だ。

スピーチの内容はそのTシャツにプリントされている題材でもいいし、素材についてでもいい。言い換えれば、3分間も話を出来るだけの奥の深さを感じるかどうか、ということだ。

だからといって、日頃から自分の着ているTシャツについてウンチクを垂れているわけではない。聞いてもいない人を捕まえてウンチクを垂れたりしたら、肩書きばっかり大層なオヤジ系サラリーマンと同じになってしまう。そう、僕は、待つ。相手が思わず話を振りたくなるようなTシャツを着て、待ち構えているのだ。

で、そのときに、3秒で話が終わったら意味が無い。せっかく振ってもらったからには、会話が弾むぐらいのネタを提供しなければ。

つーか、そんなふうにしないと会話もできないのか…。ふと悲しくなったところで終了。さびしん坊バンザイ。

written by nard

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[コラム003] バンドTシャツは諸刃の剣
夏フェスのときにあるバンドのTシャツを買った。

別にそのバンドが大好きって訳ではない。たまたまデザインが気に入って手にとったところ「それが最後の1枚ですよ」と言われたからだ。(更に売り子のお姉さんが可愛かったという理由もあったんだけど)

そんなTシャツを買ったことも忘れた数ヶ月後、バイト先の飲み会で事件は起こった。宴が進み、暑くなってきたので、なんとなしにパーカーを脱いだ次の瞬間

「あーーーっ!そのTシャツ○○○のやつじゃないですかぁーーー!」

突然、それまでおとなしかった新人の子が、僕のTシャツを見て叫びだしたのである。なんと彼女はそのバンドの大大大大大大大大大…と、「大」が書ききれないほどの大ファンだったのだ。

そのバンドのファンだと思われた僕は彼女に捕まり、飲み会の後半は、そのバンドに対する熱い思いを延々聞かされるはめに。

「ゴメン、俺そのバンドあんまファンじゃないんだ…」なんて事、キラキラしたと目で語る彼女を前にしたら言えません。

written by いしかわ

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[コラム004] 縫い目フェチ
それはTシャツがあまりにも好きなためか?はたまた職業病というヤツか…。Tシャツの『縫い目』がもう気になって気になってしかたがないんです。

私がオリジナルTシャツを作り始めた頃はまだインターネットも発達しておらず、入手できる無地Tシャツは某米国3大ブランドだけと言っても過言ではなかったのですが、その縫製具合はなんともアメリカナイズされていたというか、ぶっちゃけ「適当すぎんちゃうの〜!!」といったあんばいだった記憶があります。

今も当時も縫製はミシンで行っていたとは思うのですが、縫い目の糸とびだとか二重縫いはあたりまえ。縫いしろの処理も適当で、ほつれた部分を引っ張ると「ピリピリピリ〜」なんて事も良くあることでした。今思えば「それはそれで平和だったんだな〜」と思わず遠い目になってしまいます。

Tシャツショップをオープンするにあたって色々な種類のTシャツを取り寄せてみた時、縫製の進化の度合いに正直びっくりしてしまいました。

もちろんツッコミを入れたくなるようなデフレの申し子みたいなTシャツもありましたが、縫製がしっかりしたものが非常に多いことにイチTシャツ好きとして感動すらしてしまいました。

後にわかったことなんですが、当時のように米国製Tシャツこそ最高!という時代は終焉をむかえ、最近は日本で規格したものを中国で縫製するというのがトレンドのようです。

中国縫製といえばまだまだ拙いイメージが先行しがちですが、ところがどっこいその実力は目をみはるばかり。そしてその進化の原動力となったのはまさしくユニクロさんですね。コンセプトは違えどアパレルのイチ時代を築き上げた心意気には尊敬しております!

街を歩いていてもなぜかすれ違う人のTシャツの縫い目ばかりに目が行ってしまうちょっとフェチなワタクシ。しかし、縫い目がしっかりとしているということは長持ちするということにダイレクトにつながるわけで、これってデザインが気に入れば気に入るほど大事なことなんですよね。

written by Tシャツ本舗

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[コラム005] 大自然でTシャツを鑑賞する
東京Tシャツ部を見ていらっしゃる方でしたら、Tシャツは百枚どころか何百枚とお持ちの方も結構いらっしゃるかと思うのですが、百枚を軽く超えるTシャツが一度に「干されている」のを見たことがありますか?

ゴールデンウィークの「高知」と真夏の「帯広」、北と南に分かれていますが同じようなコンセプトのTシャツデザインコンテストが毎年開催されています。応募作品をTシャツにプリントして、「干して展示」するイベントです。

風に吹かれて揺れるTシャツたちが作り出す風景は、ある意味ファンタジーと言って良いかも知れません。日頃のストレスを忘れさせてくれる空間がそこにあります。まして、そのコンテストに参加すると楽しみも倍増です。

コンテストといっても誰でも参加できるイベントなので、高知の「砂浜美術館」のHPを見てみてはいかがでしょうか。

ご興味ある方は一度参加してみるとTシャツの楽しみが広がりますよ。

written by Ryo-jin

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[コラム006] 油断Tシャツ
Tシャツはコーディネイトを完成させるための重要なひとつのピースと考える我々が、決してあってはならないと考える過ち、それが「油断Tシャツ」。できちゃった結婚と同じくらいの重み「着て来ちゃったTシャツ」。

古くはサークルなどで作ったTシャツやクレーンゲームで獲得したとおぼしき「たれぱんだ」等のイラスト入りTシャツ、日本中を湧かせた青きトルネード「NOMO」。上げればキリがありません。沖縄ブームも記憶に新しい今、「海人」にお目にかかる日もそう遠くないでしょう。そう考えると震えが止まりません。

「捨てるのが勿体無いから」「冬だからインに着る分には問題無いか」…。こういった油断が後に屈辱を味わうことになりかねないことをご存じでしょうか。暖房の効いた室内で無意識に上着を脱ぐこともありましょう、人それぞれチョメチョメな理由で着替えるシーンもありましょう。その時に体を張ったギャグだと言い張れる強者はそう居ないはずです。それどころか本人より先に気づいてしまった方の気まずさといったらありません。「それはナシやろー」ツッコんでいいのか、はたまた「カミングアウトしたら『えーほんとだー気付かなかったー』って言おう!」妙な決心をするべきか、知らずのうちに相手にも不要な決断を強いているのです。

たかがTシャツとタカをくくっている諸君。相手の立場をも推し量れるジェントルメンになれるかどうか決断の時です。

「カレーは飲み物」。この台詞はかつてのデブタレントの先駆者、ウガンダ・トラが提唱した名台詞としてあまりに有名です。今ではすべてのデブタレントの間だけでなく、視聴者である私たちも時には合言葉のように唱えるほどにまでなりました。

いわゆるひとつのギャグとして発せられた「彼らのこだわり」は、立場の違いや体型の違いを超えて、浸透していきました。この確固たるこだわり方は「食べ物」と「Tシャツ」、対象は違えど同じように万人を共感させるチカラがあると思います。

「Tシャツはマナー」。Tシャツ好きの諸君とともに声を大にして言いたいのであります。

なお、強いこだわりを感じる名言は他に「不倫は文化(石田純一)」、「料理は愛情(結城貢)」等があります。

written by モッズ系猛禽類

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[コラム007] 人とカブって嬉しいTシャツ
Tシャツブランドとしての夢は何か?ともし誰かに尋ねられたなら「人とカブって嬉しいTシャツを完成させることですねー」と僕は答えます。初めてTシャツを作ってまもなく10年を迎えるんですが、いやあ、これがなかなかに叶いません。

そもそも自分が着ているTシャツを街中で見かけると「ああ、あいつと被ってる…」とゲンナリしてしまうのが普通の人の反応だと思うんです。それがカッコイイ人だったり自分の憧れの人とかなら印象は変わってくるんでしょうが、それはTシャツが持っている魅力ではなくてその人個人のおかげなわけです。

じゃあ、人と被っていて嬉しいTシャツってどんなんやろう?と考え出したら僕の脳内は日々粛々と限りなく動きを始めてしまいました。

その答えとして僕が生み出したのはMars16で始めた「シリアルナンバー入りTシャツ」でした。1人1人番号が違うので街で見かけても「あいつは何番や?」という風に考えるので被る嫌さが嬉しさに変わっていく、僕らはそう考えたわけです。さらに「俺は890番やけどあいつは17896番。俺のほうが昔からのファンやで」と自慢に浸れたりもするのではないか?と思い、そんなことをブランドのみんなで語りだすと「そういう人出てくる、出てくる」と一気に話題になり、僕らの新たなウリとしてその計画をスタートさせることにしました。

さて、僕はそういうことで「人とカブって嬉しいTシャツ」を作ったつもりでしたが、これがなかなか、そう上手くはいきません。シリアルナンバー入りTシャツとはいえ、自分が着ていて友人が同じ日に着ていたりするとやっぱり「あちゃー」となってしまうことに変わりは無く、番号は見知らぬ人とや最初くらいしか効力を発揮しないことが分かったのです。

うぅーん。どうしたものか?僕の悩みは続きます。

で、よくよく世間を見回してみたら、例外はあるんですね。

(例外1) ミュージシャンのライヴTシャツ
(例外2) サークルやクラブのTシャツ
(例外3) お店のユニフォーム

同じものを着て一体感を味わうということ、それがこの3つには当てはまります。ということはみんなで一体感を味わえるものを作ればそれは「カブって嬉しいTシャツ」となるはず。さあ、答えはもうじきや!僕の中のボルテージは高まってきました。

が、いまだ僕はそういったTシャツが作れていません。実は「irregular」というブランドが出した『I LOVE 焼肉』というTシャツは「焼肉好きな人、みんな着てね!」というサークルノリなTシャツで僕が出していた疑問をクリアしているのです(例外2の発展系)。僕がやるとするなら例外1ライヴ型の発展系を出したいのですが…。まあ、そのあたりは日々考えないと「こたえ」には行き着けないでしょう。

Tシャツ、いや服を作るものにとってこれは神の一手となることでしょう。特に小ロット多品種を叫ぶインディーブームとは正反対の考えであることは確かで、みんなが納得できるものをいつか作り上げてやろう、そう思います。

written by less(Mars16)

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[コラム008] Tシャツとは何ぞや?
阿呆阿呆なTシャツの虜となり、今ではそのパーマネント・コレクションも270枚を越えてしまったが、今回はそもそも「Tシャツとは何ぞや?」というお話を。

「夏に着る物」とか「インナー」「T字型丸首シャツ」等とその定義は色々あるかと思われるが、私にとってのTシャツとはファッションや実用着というだけではなく“着るメッセージ”という要素を多分に含んでいる。

例えば「阿呆」とプリントされているTシャツを着ていたとする。端から見ればそのTシャツを着ている者はどー見ても阿呆にしか見えない(笑)。

24時間テレビの黄色いチャリTを着ていたら「嗚呼、この人はチャリティーをした人だな」もしくは「24時間テレビのスタッフの人かしら?」と思う。

そしてこれはTシャツとは直接関係ないのだが、以前福岡ダイエーホークスのユニフォームを着て博多市内をフラフラとしていたら、すれ違う人(おっちゃん・おばちゃん)が皆「おう兄ちゃん、今日(ダイエーの)試合あんのか?」と気さくに声を掛けてきた。

つまり「ダイエーのユニフォームを着ている」というだけで誰もが私のことを熱狂的なダイエーファンだと勝手に思い込んでいたのだ(ちなみに私はダイエーファンではない)

それは読売巨人軍のユニフォームを着て中央線に乗っていたら誰もが「あ、この人はジャイアンツの大ファンだ」と思うであろうように。

要するに「名は体を表す」ように「Tシャツはその(着ている)人を表す」鏡なのだ。なので私はうかつにオシャレなTシャツは着ない(と、いうかそんなTシャツは1枚も持っていないのだが)

何故なら私は「Tシャツ好きなオシャレな人」ではなく、明らかにTシャツで一発笑いを取ろうと走る「Tシャツ芸人」だからだ(笑)。

written by かーやん

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[コラム009] ロックフェスTシャツを着ている人
「ROCK IN ON JAPANFES.」という、今や日本屈指の邦楽フェスとなったイベントがあります。このイベントTシャツ着てる人を街中でよく見るんですね。

何気なく行ったCD屋で視聴してるお客サンが着てたり、駅のホームで着てる人見たり、近所のブックオフの店員さんが着てたり!

着てる人を見ると思わず「あなたも行ったんですかー!」と声をかけたくなります。でも小心者のためできません。

ちなみに今年も開催されます。今年は何人着てる人を見れるだろうか。あぁ、僕に勇気があったなら…。

written by いしかわ

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[コラム010] Tシャツ好きの血は争えない
「ちょっと見て!」小4の息子が着ているTシャツの首根っこをぐいと掴むと、力を込めて息子の目の前にそれを見せた。

「またやった!Tシャツを前後逆に着ていて、具合悪いとか、着にくいとか感じなかったの?」

息子はやや不貞腐れた顔をして、両手をTシャツから抜き、首回りから顔だけ出した格好で、Tシャツを前後の向きを替えて着なおしていた。そしてひと言、「母さんもそれ、逆じゃんかさあ」

そうなのだ。血は争えないとはこのことを言うのだろう、親子揃ってよくやってしまう我が家の日常茶飯事である。

written by ばばんがばん

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