第59回目のサイトインタビューは「まめた本舗編」です。

まめた本舗のサイトはこちらです
今回のインタビューは まめた本舗 さんです。世の中が少しでもユルくなるような、Tシャツ好きのへっぽこ弛緩ユニットによるTシャツ屋さん。
ということで、我が道を行くまめた本舗さんからはどういうお話が聞けるでしょうか?お楽しみに。
[第59回目] 「Tシャツサイトインタビュー」〜まめた本舗編〜 (2010/5/5収録)
クラゲ : 今日はよろしくお願いします。
まめた本舗 : こちらこそよろしくおねがいします。
クラゲ : 最初に自己紹介をお願いいたします。
まめた本舗 : 自慢出来ないTシャツ屋「まめた本舗」代表のハナイチです。世の中には自慢出来るTシャツがたくさんあります。その中で差別化を図るには…と考えた結果、逆の発想で「自慢出来ないTシャツを…」と考えました。今考えたら、どうかしていたとしか思えませんが(笑)。
クラゲ : ブランド名の由来を教えてください。
まめた本舗 : ウチの店長兼デザイナーのHN(ハンドルネーム)が「まめた」なんです。そこで「まめた」は決定。ただ、それだけだと寂しいので「本舗」と付けて「まめた本舗」としました。平仮名+漢字の字面が個人的に好きだったというのもあります。
クラゲ : Tシャツを作り始めたきっかけを教えてください。
まめた本舗 : 最初は僕もまめたも音楽に携わっていた関係で、自社レーベルを立ち上げようと動いていました。その中で、バンドのグッズでTシャツを作ろうと、シルクスクリーンプリントの事を学んだんです。やってみたら奥も深いし、面白い。
それに加え、元々店長まめたが、Tシャツファンだったんです。レッドバズーカさんや悪意1000%さんのTシャツをよく着ていました。そこで「Tシャツブランドという業界」がある、と知りました。これはもしかしたら、商売になるかもしれないと。自社レーベル立ち上げが頓挫した頃だったので、この業界に藁をも掴む思いで飛び込みました。
クラゲ : そこからTシャツを販売するようになったのは?
まめた本舗 : まず2007年5月のTシャツ・ラブ・サミットへのイベント出店を考えました。今考えるとこれが転機でしたね。
この時は「イベント出店をして、名前を知ってもらうのが前提…」とばかり考えていたので、ネットショップの事は後回しに考えていました。が、出店条件にはネットショップの運営が必要でしたので、アイテムを増やしてイベント準備と平行でットショップを必死で作りました。
結果として、それが「まめた本舗」としてのネットショップ第一歩になったので、あの時にラブサミを最初に選んで良かったな、と今でも思います。
今思えば、最初からネットショップも同時にやれよ、って話なんですが(笑)
クラゲ : 初めてTシャツ・ラブ・サミットに出たときの感想はいかがでした?
まめた本舗 : 経験の無さがネガティブな方に働きましたね。開き直れればもっと楽しめたんでしょうけど。「他のブランドさんはあんなにカッコイイTシャツを作ってるのにウチは…」「他のブランドさんはブースをあんなに華やかにしてるのにウチは…」「ああ、これじゃ売れるハズない…」なんて終始考えてました(笑)
でも、終わってみたらなんだかんだで黒字。本当に嬉しかったです。その日のお酒は美味しかったなー。
クラゲ : ネットで最初にTシャツが売れたときのことは覚えてらっしゃいますか?
まめた本舗 : ネットショップ開業から半年近く経ってからでした。受注メールを見た時は、持ってたマグカップを床に落とすという、今では漫画でもなかなかないベタな状態になりましたが。感想は嬉しさよりも「本当に買うの?ウチで良いの?やっぱりいらないとか言わない?」って思いましたね(笑)。
クラゲ : 自分のブランドのTシャツの中で特にお気に入りのものを教えてください。
まめた本舗 : 「ドラフト4位」ですね。最初はTシャツのプリントが全く出来なくて、たくさんのTシャツをダメにして悩んでいました。どうやれば失敗しないのか?と考えた結果、一番プリントがし易かった白地に黒のインクにしよう、プリント範囲をなるべく小さくすれば、失敗が少なくて済むだろう、でも、それなら小さくてもインパクトがないといけない…等、色々と試行錯誤した結果のTシャツなんです。そして、これがまめた本舗の手刷りTシャツの第一号でもありました。
これが、思った以上に反響があって、今でもしっかり売れてくれるロングセラーです。思い出深いし、今でも主力なので、特に気に入っています。
クラゲ : ネットでTシャツを販売してみていかがですか?
まめた本舗 : 一番大変なのは、アクセス数ですね。ネットショップはやはり見てもらえなければ話にならないので、色々試行錯誤しています。一番嬉しかったのは、WコロンさんとコラボTシャツが出来た事ですね。なぞかけナイトというイベントの公式Tシャツ(その1、その2)を毎回手掛けさせて頂いてます。その縁もあって、木曽さんちゅうさんの衣装は全てウチのTシャツを着て頂いてます。反響も多くあって、非常に有り難いです。
クラゲ : Tシャツアイデアはどのように考えていらっしゃいますか?
まめた本舗 : 基本的にはデザイナーのまめたに全て任せていますが、誰もが分かるようなネタである事を前提として考えています。そしてなるべくですが、動物を使うようにしてます。僕もまめたも無類の動物好きなので。
ちなみに、僕がデザインをする場合は好き勝手にやっています。例えば「そしてロシアへ」とか「三億の男」なんかがそうですが、まめた本舗らしさなんて、微塵も考えていないです。なので当然そんな僕(ハナイチ)のデザインしたものは基本的に売れなくて、ごくたまに、遊ばせてもらってる感じになっています(笑)。
クラゲ : 他のブランドに「ここは自慢できる」ところは?
まめた本舗 : 先程も述べましたが、僕らのTシャツは分かり易いネタが多いので、人を選ばず話のネタになり易いところでしょうか。そこはなるべく意識して考えるようにしています。…自慢出来ないTシャツ、と謳ってる割にサラリと挙げてちゃいましたが(笑)。
クラゲ : そんなまめた本舗さんとってTシャツとは?
まめた本舗 : 長らくやってきた音楽に行き詰って、辿り着いたのがTシャツでした。今では、思いっきり走り回れる運動場を見つけたと思っています。
クラゲ : まめた本舗さんが気になるTシャツブランドを教えてください。
まめた本舗 : たくさん居ますよ〜。結構色んなブランドさんのTシャツを持ってますから…。
中でもスモールデザインさんはとても好きです。あのスタイルは真似出来ないし、発想がたまらない。いつも新作が楽しみです。
あと、イングロリアスさんも気になる存在ですね。僕らには逆立ちしても出来ないテイストですから。
あと、同じネタもののTシャツでは、これから合同イベントを一緒にやろうと画策している吉田ナゴヤ堂本舗さんも気になる存在です。吉田さんの文字ネタ一本の気骨は筋が通ってて好きです。普段はただの変なおじさんなんですが(笑)
とか言いつつも、一番種類を持ってるTシャツは「ハードコアチョコレートさんのTシャツだったりしますけど(笑)。
クラゲ : 今後の目標を教えてください。
まめた本舗 : Tシャツだけじゃなく、アウターの充実、ボトムス、キャップ、リストバンドなんかを出していきたいですね。トータルコーディネートで「まめた本舗」の商品が出来ればと思っています。
クラゲ : 最後に東京Tシャツ部をご覧の皆様に一言いただけますでしょうか。
まめた本舗 : 東京Tシャツ部をご覧の皆様「まめた本舗」です。まだまだ、これからのブランドですが、東京Tシャツ部をご覧の目の肥えた皆様の目に留まるようなTシャツが作れるよう、日々精進して参ります。また、イベント等も積極的に活動をしていこうと思っていますので、イベント等で見掛けた際は「東京Tシャツ部のブランドインタビューを見たよ」と言ってみて下さい。全力でただニッコリします。
クラゲ : 今日はありがとうございました。
まめた本舗 : こちらこそありがとうございました!
インタビューはこれで終わりです。
「長らくやってきた音楽に行き詰って、辿り着いたのがTシャツでした」であり、「今では、思いっきり走り回れる運動場を見つけたと思っています」という点が、非常にいいなあ、と思いました。
是非今後ともがんばっていって欲しいなあ。クラゲも応援します。
ということで、今回ご協力いただいた「まめた本舗」のサイトはコチラ。このインタビューを読んだ後にサイトを見てみると、新しい発見があるかもしれませんよ。
クラゲの「Tシャツインタビュー」目次へ戻る