クラゲの「Tシャツサイトインタビュー:grass green closet編」
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クラゲの「Tシャツサイトインタビュー」

第37回目のサイトインタビューは「grass green closet」さんです。

grass green closetのサイトはこちらです
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今回はアーティスティックながら親しみのあるTシャツをデザインされている grass green closetのヒデリーノさんにお話を伺ってみました。どんなお話が飛び出すかお楽しみに。


[第37回目] 「Tシャツサイトインタビュー」〜grass green closet編〜 (2008/7/8収録)

クラゲ : 今日はよろしくお願いいたします。

ヒデリーノ : こちらこそよろしくお願いお願い致します。

クラゲ : では、まず最初にブランドの自己紹介をお願いいたします

ヒデリーノ : グラグリこと grass green closet です。デザインなどすべてをやっている僕はヒデリーノというイタリア人だか何人だか分からないハンドルで活動しております。グラグリでは主にTシャツを商品として販売していますが、ヒデリーノとしてはグラグリでのデザインのほかに、しがないアーチストとしての創作活動を行っております。

クラゲ : ブランド名の由来を教えていただけますでしょうか?

ヒデリーノ : 以前は2002年から「フラワーマン」というブランド名だった(この頃最初に作ったのが頭がお花の人形で、そこから取ったブランド名でした)のですが、同名の店舗が存在することを知ってからどうもそれが気になっていて、2004年に東京から愛媛に事業を移した際に現在の商号に変更しました。 grass green closet は僕が好きなグリーンや芝生、洋服などを収納するクローゼットからとって、略して呼びやすいように組み合わせました・・・が、よくグリグラと言われます。

クラゲ : ブランド名を変更された理由はそういうことだったんですね!そんなヒデリーノさんがTシャツを作り始めたきっかけを教えていただけますでしょうか?

ヒデリーノ : アーチストとしての創作活動をしていると前述しましたが、その制作費を捻出するための手段として比較的簡単に生産できるTシャツを商品として販売し始めました。最初はデザインフェスタに前述のフラワードールと熱転写プリントのTシャツを持って参加していました。

クラゲ : ふむふむ。

ヒデリーノ : そうしているうちにTシャツを作って売るということにどんどん比重が傾いていき、最近では自分自身が自分をTシャツ屋と思い込んでしまうくらいになっていました。そんなこともあって、東京に舞い戻った今年はTシャツ販売系のイベントへの参加を見合わせてアーチストとTシャツ(を含む商品)との折り合いをどうつけるか、来年からはどういう形で生きていくのかを1年かけて吟味して行こうと考えています。もちろんオンラインストアでの通販は新作のリリースもガンガン進めています。

そして今ではTシャツを作って売るということが「簡単」じゃないというのもよく分かっています(泣)



クラゲ : インターネット上で販売を開始された時期はいつごろでしょうか?

ヒデリーノ : ネットでの販売はやはり2002年からです。当初僕は普段余りTシャツを着なかったので、商品を作るようになってから自分で着るTシャツがクローゼットに増えていきました。現在は30代も半ばになって体系の変化(笑)もあり、普段はTシャツよりもポロシャツを着ていることが多いかもしれません。体型が気になり始めると襟付きのものの方がかっこよく着られる気がしてくるんですよ…。ちょっと身体を鍛えなきゃいけないな。

クラゲ : 体型が気になり始めているのは僕も一緒です(苦笑)。実際にTシャツをネットで販売されていかがでした?

ヒデリーノ : やはり新しい商品をリリースした際に、応えるようにすばやくご注文いただけるとモチベーションが上がります!あとは一つ一つのデザインにお客さんがそれぞれ何かしらの思い出やエピソードを持ってくれていることを知ることができた時はなんともいえず嬉しい気持ちになります。

愛媛県の松山でお店をやっていた時は、街なかで僕の商品を身につけてくれる人を見かける頻度が徐々に増えていくのが非常に心強かったです。今は松山のお店は閉めてまた東京で通販での販売になっているので松山でグラグリの商品を身につけている人を見る機会は減ってしまったかもしれませんね。松山の皆さんがこのインタビューを見ていてくれたら是非通販も利用してください!



クラゲ : Tシャツのアイデアはどのように考えてらっしゃるんですか?

ヒデリーノ : 以前ブログに恥ずかしながら僕の発想とデザインの作り方について書いたことがあったのですが、普段から小さな種を見つけておいて、それをリミックスして水をまき、育てていく感じです。

基本的に流行のモチーフや売れ線を意識するということが少ないし、既存のプロダクトなどをネタに図案を作るということもほとんど無いので僕が思い描いているものをどのように形にしてお客さんに伝えるかというのが難しくもあり楽しいです。

クラゲ : ほほうー

ヒデリーノ : ここ最近試していることがあって、図案を図案のみで成立させるということ。図案の中にテキストやロゴを入れ込んでレイアウトしていくと比較的見栄えのする図案に仕上げやすいんですが、今はテキストなどを廃して図案のみで何を伝えることができるかを試しています。もちろん、テキストやロゴによるデザインを否定するものではなく、人によって違った解釈ができるグラフィックやイラストレーションというものから得られる情報で何を感じ取ってもらえるかということに興味があるんです。

クラゲ : そんなヒデリーノさんにとってTシャツとは?

ヒデリーノ : Tシャツは大事な商品ですね。きちんとお客さんの気持ちに寄り添うことができるものを作らないと響かない。僕の気持ちひとつでどうとでもなる“作品”とは違った緊張を強いられます。また、ファッションという括りの中でのTシャツはそれ自体強いアピール性を持っていますが、僕はあくまでコーディネイトやライフスタイルの中にあるべきスパイスとして考えています。



クラゲ : 気になるブランドさんを教えていただいてもよろしいでしょうか?

ヒデリーノ : 今気になるのはTシャツというよりもコンセプチュアルファッションになるかもしれませんが、 Nicole Locher というアーティストによるコレクションです。スウィートな図柄にどぎついメッセージ入りの刺繍がなんともいえません。実はこんな様なことをやろうと考えていた時に見つけてしまったんで、似ないように注意します(笑)

クラゲ : 最後に今後の目標を教えていただけますでしょうか?

ヒデリーノ : 今後はアーチストとしてもさまざまな作品を創りながら、お客さんに喜んでもらえる商品を作り続けて行きたいと思います。かといって、闇雲にマーケットを拡げるということは僕のやり方とは違う気がしているし、ビジネスが下手なので、お客さんたちの顔を想像しながらできる範囲で誠実にものづくりができれば楽しいんですが、それなりに売り上げも無いと生きていけないので、1000人くらいのお客さんに毎年何点か気に入ったものを提供できるくらいのグラグリになりたいと思います。

お店をやった経験から、今まで以上に一人一人のお客さんに対する思いが強くなった気がします。僕の作ったものが誰かの気持ちに近づくことができれば理想的。いつかたくさんのお客さんたちと一緒にお酒でも呑む機会があれば嬉しいですね。

クラゲ : では、東京Tシャツ部をご覧の皆様に一言いただけますでしょうか

ヒデリーノ : 東京Tシャツ部をご覧の皆さんの中にはグラグリをご存知いただいていない方も多いと思います。この機会に少し興味を持っていただけたら幸せです。そして、グラグリに何かお気に入りを見つけてもらえたら嬉しいです。

クラゲ : 今日はありがとうございました。

ヒデリーノ : ありがとうございました。


対談はこれで終わりです。

元々はアーティストとしての創作活動費用を捻出するために手がけたTシャツでこんなに世界が広がっていったなんてステキですね。

Tシャツ活動以外の今後のアーティスト活動も楽しみですね。

ということで、今回ご協力いただいた「grass green closet」のサイトはコチラ。このインタビューを読んだ後にサイトを見てみると、新しい発見があるかもしれませんよ。

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