第29回目のサイトインタビューは「エルトポ・オンライン・ストア(El Topo Online Store)」さんです。

エルトポ・オンライン・ストアのサイトはこちらです
おしゃれで魂のこもっているTシャツを作り続けるエルトポ・オンライン・ストアさんにインタビューを行いました。インタビューでは、Tシャツを作るきっかけ、ネット販売にこだわるわけ、Tシャツデザインのポリシーなどなどについてお伺いしてみました。
では、お楽しみに。
[第29回目] 「Tシャツサイトインタビュー」〜エルトポ・オンライン・ストア編〜 (2007/12/15収録)
クラゲ : 今日はよろしくお願いいたします。
エルトポ : よろしくお願いします。
クラゲ : では、最初にブランドの自己紹介をお願いいたします。
エルトポ : はい。エルトポ・オンライン・ストア(El Topo Online Store)と申します。和・エスニックがベースのデザインTシャツを販売しています。一応ベースは和・エスニックなんですが、あまりカテゴリーにこだわらずデザインしていますので、初めて見た人には「どこが和?どこがエスニック?」って思われてるかも。すいません(笑)
クラゲ : Tシャツは何年くらい前からつくってらっしゃるんですか?
エルトポ : サイトのスタートが3年前でその1年くらい前からですね。
クラゲ : 2003年からなんですね。元々Tシャツをつろうと思ったきっかけを教えていただけますか?
エルトポ : んー、ぼんやりと思っていたのはそれこそ高校生ぐらいの頃からですが、実際こうしてサイトで販売するまでのきっかけになったのは、表参道でポンピン堂さんのTシャツを買ったことだったと思います。
クラゲ : ほー、そのポンピン堂さんのTシャツってどういうTシャツだったんですか?
エルトポ : 藍染の鯉が染め抜きされてる和柄のものです。
クラゲ : 当時も色々な種類のTシャツってあったかと思うんですが、どうしてそれに心ひかれちゃったんでしょうかね?
エルトポ : やっぱクオリティが高かったって事とそれを企業ではなく個人がつくって売ってるって事になんか純粋に感動しちゃったんですよね。これなら代官山のハリウッド・ランチ・マーケットとかに置いてあってもおかしくないよな、とか思って。
クラゲ : ポンピン堂さんってこちらですか? http://www.ponpindo.com/
エルトポ : そうそう、そうです。
クラゲ : ポンピン堂さんのTシャツに出会ったのは何年くらい前なんですか?
エルトポ : Tシャツつくりだした半年前くらいだったと思います、多分。2002年頃?かな。まだ表参道をちょっと入ったとこで週末路上でモノを売ってもいい頃で、道に並べて売ってましたね。
クラゲ : 当時、エルトポさんはどういったお仕事されていたんですか?
エルトポ : 当時はエスニック雑貨の卸業の会社にいました。仕入れや営業、あと後半は小売部門の店長とかもやってました。
クラゲ : お仕事されていたということですと、そこで実際にTシャツを作ってみよう、と思ったきっかけがあったりするんでしょうか?
エルトポ : 仕事をしている中では特にきっかけはなかったです。トータル9年弱くらいその会社にはいたんですが、一通り会社で学べることは全部学んだような気がしてて。このままずっと会社員やるのか、なにかチャレンジするのか結構悩んだりしてまして。あんま悩まないタイプなんですが。で、チャレンジするならTシャツ屋をやってみようかと。なんできっかけはまず脱サラを決意してからという感じでしょうか。
クラゲ : ほほー。最初に作ったTシャツって覚えてらっしゃいます?
エルトポ : 覚えてます、転写でつくったビリケンモチーフのデザインのものです。今でも保管してますよ(笑)
クラゲ : 最初はどうやってTシャツを販売されてたんですか?
エルトポ : もう、いきなりネット販売です。他の方法での販売は考えなかったですね。
クラゲ : どうしてネット販売だったんでしょうかね?
エルトポ : 実店舗で商材を売るしんどさを散々経験したというのが大きかったです。まだ周りでネット販売をやっている人が少なかったというのももちろんあるし、だいたい周りの人に相談すると「そんなので売れるわけないだろ」とか言われるんですよ。そうなると逆に燃えてしまったというか。
クラゲ : サイトオープンしてみて売り上げのほうはいかがでした?
エルトポ : もちろん最初はまったく売れませんでした。というかアクセス自体が皆無でしたね。
クラゲ : そこから、最初にTシャツが売れたのはだいたいどれくらいかかりました?
エルトポ : だいたい四ヶ月くらい後かな。確かYahoo!JAPANに登録されてからだったと思います。今、どれくらい効果があるのかは分からないですけど、当時は登録されてからアクセスが一気に伸びたのを覚えています。
クラゲ : 最初にTシャツを売れたときの感想とかって覚えてらっしゃいます?
エルトポ : クレームがきたらどうしようって怯えていましたね、かなり。発送してから2〜3日は怯えてました(笑)
クラゲ : 実際クレームはどうだったんですか?
エルトポ : 来なかったです、クレーム。いや、もちろん来ないのがいいんですけど(笑)。その後も特に目立ったクレームも無く、安心しました。
クラゲ : それはいいことですね(笑)。お客様から感想など頂いたりすることはありますか?
エルトポ : そうですね、ちょくちょく頂きます。簡単な一言とかでも凄い嬉しいですね。
クラゲ : 印象に残っている感想ってどんなのがありますか?
エルトポ : いまでもBBSに残っていますけど、海外旅行にウチのTシャツ着て行ってくれて その旅先で「Tシャツかっこいいね」って褒めてくれた女性と今つきあっていますという、ドラマティックな感想にはシビれました。
クラゲ : すごい!これはクリエイター冥利に尽きる感想じゃないですか!
エルトポ : なんか読んでて照れくさくなっちゃいましたね。
クラゲ : Tシャツのデザインネタとかはどうやって考えてらっしゃるんですか?
エルトポ : 映画を観たり、音楽を聴いてる時にひらめくなんてこともありますが、基本的には資料を色々見ながら考える場合が多いです。昔、仕事で行った海外の写真とかもデザインのヒントになる場合がありますね。
クラゲ : Tシャツをデザインするときのポリシーとかあったりしますでしょうか?
エルトポ : 昔読んだジェリー・ガルシアのインタビューで「一番大切なのは楽しむことだ」って言ってたのを覚えてるんですけど、けっこう自分の中では大切にしている言葉で。この言葉がポリシーといえばポリシーかもしんないですね。
クラゲ : エルトポさんの日記を拝見していると、Tシャツ以外のいろんなもの・ことに対して「楽しそうに語ってらっしゃるなぁー」ってのが感じられるんですよね。なのでエルトポさんの日記で紹介しているオススメの映画とか本はついつい見たくなっちゃいます(笑)
エルトポ : ありがとうございます。そう思っていただけると嬉しいです。
クラゲ : 脱サラされて、ネットでTシャツ販売を行ってみて、現時点での感想っていかがですか?
エルトポ : そうですね。色々大変な事もありますけど、やっぱ始めて良かったって思ってます。ビジネス的にはほんとまだまだこれからなんですが。とりあえず3年間は続けられて良かったなと。
クラゲ : エルトポさんが気になるTシャツブランドさんを教えていただいてもよろしいですか?
エルトポ : どのブランドさんも気になりますが、一番自分のツボにはまるのは「ちくわぶ」さんのTシャツかな。かっこいいな、って思います。
クラゲ : そんなエルトポさんにとってTシャツとは?
エルトポ : 制服ですかね。
クラゲ : エルトポさんの今後の目標を教えていただいてもよろしいでしょうか?
エルトポ : 実店舗とかはまったく考えていないので、まずは目指せ10周年。いや、それよりまず5周年か。出来るだけ長く今のサイトを継続させていきたいです。
クラゲ : 最後に東京Tシャツ部をご覧のみなさんに一言よろしいですか?
エルトポ : これからも様々なデザインに挑戦していきたいと思ってます。お時間がありましたら、是非一度サイトにお立ち寄ってみてください。
クラゲ : 今日はありがとうございました!
エルトポ : こちらこそありがとうございました!
対談はこれで終わりです。
エルトポさんのTシャツからモチーフへの愛が伝わってくるのは、高校時代にポンピン堂のTシャツに感動し、自分でデザインを行うようになってからは「一番大切なのは楽しむことだ」というポリシーでデザインを行っているからだったんですね。
そして、そんなポリシーで生まれたTシャツが1つのカップルを生み出したというのはとてもステキな話です。
ということで、今回ご協力いただいた「エルトポ・オンライン・ストア」のサイトはコチラ。このインタビューを読んだ後にサイトを見てみると、新しい発見があるかもしれませんよ。
クラゲの「Tシャツインタビュー」目次へ戻る