クラゲの「Tシャツサイトインタビュー:昭和元禄編」
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クラゲの「Tシャツサイトインタビュー」

第26回目のサイトインタビューは「昭和元禄」さんです。

昭和元禄のサイトはこちらです
昭和元禄のサイトはこちらです

和をテーマにしたブランドさんなのですが、明らかに他の和柄系とは違うTシャツをリリースし続ける昭和元禄さん。クラゲが個人的に注目しているブランドさんだったりします。

デザインのモチーフの選び方やTシャツのエピソードなどを伺ってみました。どのようなお話が聞けるでしょうか?お楽しみに。


[第26回目] 「Tシャツサイトインタビュー」〜昭和元禄編〜 (2007/9/1収録)

クラゲ : 今日はよろしくお願いいたします。

昭和元禄 : こんにちは。今日は宜しくお願いします。

クラゲ : 最初にブランドさんの自己紹介をお願いいたします

昭和元禄 : ハイ、宜しくお願いします。まず自己紹介です。日本Tシャツを作っている「昭和元禄」の内野です。和柄、和物と名乗ると純粋に和柄をやっている方が怒るかもしれないので、勝手に「日本Tシャツ」と名乗っています。

クラゲ : 内野さんのTシャツは「和柄」ではなく、まさしく「日本」Tシャツと呼ぶのにふさわしいのですが、このようなモチーフのTシャツを作成しようと思った理由を教えていただいてもよろしいですか?

昭和元禄 : 一言で言うと日本が大好きだからですね。和柄や戦国物など日本の一部をモチーフをしたブランドさんはありますが、僕は日本の全部が好きなので全部やってしまおうと

クラゲ : そこで「Tシャツ」を使って日本を表現しようと思ったのはどうしてですか?

昭和元禄 : 昭和元禄は「日本を考える」をテーマにTシャツを作っています。うまく言葉で言えないのですが、資本主義が発展してきて便利になったとは思うのですが、日本らしさが失われてきているように思います。外国に日本マニアの方はいますが、日本人が日本のことを考えたり、伝統を守らなければ日本のことを誰も考えなくなってしまうのでは?と思ったからですね。何か固いことを言ってしまいましたが、そういう風にずっと思っていました。以前から友達とTシャツは作っていたので、販売することによって世間に届かせてみようと思いました。


クラゲ : Tシャツはいつぐらいから作ってらっしゃったんですか?

昭和元禄 : 8〜10年ぐらい前から作っていました。大学の同級生と一緒に「Tシャツくん」をお金を出し合って買いました。

クラゲ : 最初の頃に作ったTシャツとかって覚えています?

昭和元禄 : 今でも着ていますよ。魔太郎とか勝新太郎、梶原一輝先生の「カラテ地獄変」Tシャツを勝手に作っていました。

クラゲ : おおー!!!いい感じですね(笑) そこで、趣味のTシャツ制作から、売ってみようと思ったのはどうしてですか?

昭和元禄 : 僕の親戚ってほとんど自営業者なんですよ。サラリーマンがほとんどいない家系で育って、血が騒いだのですかね(笑)

クラゲ : いいっすねー(笑)。そうやって作ったTシャツはどこで販売したんですか?

昭和元禄 : 魔太郎とかのTシャツを着ていたら、「これいいね」とか言われて、「俺が作ったけど、買う?」みたいな感じで直接売っていました。あと、一緒にTシャツくんを買った友達がバンドをやっていて、ライブで着ていてそのお客さんに「売ってくれ」と言われたり。特にフリマに出たりはしなかったです。血が騒いだ割にあまり動いていなかったです(笑)、その頃は。


クラゲ : そこでネット販売をはじめたのはいつですか?

昭和元禄 : 2年半くらい前ですね。だから本格的に販売を始めるまで、Tシャツを作り始めてからの潜伏期間が長いです(笑)。それまではただ着たい物だけを節操なく作っていましたが、このときから「日本」という軸を定めて作り始めました

クラゲ : このときに「昭和元禄」というブランド名が決まったんですか?

昭和元禄 : はい、そうです。

クラゲ : ブランド名の由来を教えていただけますか?

昭和元禄 : 何か日本文化関連の言葉がいいなあと思って、言葉を捜していました。でも昔のものだと教科書に出てくる言葉ばかりで…。近現代から探そうと思っていたら、この時代の持っている変なパワーやいかがわしさに惹かれて「昭和元禄」という名前にしました。

クラゲ : 「昭和時代」の素晴らしさを簡単に教えてもらってもいいですか?

昭和元禄 : 長くていろいろなことがあった時代なので、難しいですが、僕の好きなところは、文明が発展しているのにまだ途上で、嘘というか幻想がまだあった時代だと思います。梶原先生の劇画のように嘘をごり押し出来た時代(歳がばれますね 笑)良い意味で皆が騙されていた時代ですかね?


クラゲ : Tシャツをサイトで販売されてみて、最初はいかがでした?

昭和元禄 : 勿論最初は売れませんでした。売れるまで2ヶ月くらいかかりましたね

クラゲ : 最初に売れたときのことは覚えてらっしゃいます?

昭和元禄 : 覚えています。嬉しかったですよ。

クラゲ : お客様から感想とか頂いたりしますか?

昭和元禄 : たまに感想をメールでくれるお客さまがいます。昭和元禄のお客さんはは男性の方が多いのですが、女性からいただけると嬉しいですね。

クラゲ : 印象に残っている感想とかございます?

昭和元禄 : 女性の方が自衛隊Tシャツの「平成乃防人」を購入いただいた時です。国防への熱いメッセージをいただいたのが印象的でしたね。男性ばかりが買っていく商品なのに。

クラゲ : おー、カッコイイ女性ですね!


クラゲ : Tシャツのテーマはどうやってかんがえてらっしゃるんですか?

昭和元禄 : 今までは特に「これを作ろう」と構えてはいないです。日常の会話の中などでで出たものを「こういうTシャツがあれば」と思って作っています。「剣道三倍段」や「達人の芸当」は僕がただ、梶原先生が好きだからです。でもこれからは、意識してもっと考えて作りたいですね。

クラゲ : 内野さんの気になっているTシャツブランドさんを教えていただけますか?

昭和元禄 : 気になるブランドさんはかなり多いです。優等生的発言になりますが、皆さん僕にないものを持っていますから。1つあげるならセイマニさんです。特に sei が凄いです。


クラゲ : 最後の質問なのですが、今後の目標をいただけますでしょうか?

昭和元禄 :世間の方にもっと昭和元禄を知っていただき、世界観を気に入ってもらうことが目標です。あと、上手く言えないですが、日本人の潜在的な意識に飛び込むTシャツを作りたいです。祭ばやしの笛や太鼓の音のように、日本人ならば無意識に心踊るデザインを作ってみたいですね。これが僕の理想のTシャツです。

クラゲ : 東京Tシャツ部をご覧の方に一言いただけますか?

昭和元禄 : まだまだキャリアの浅いブランドです。 Tシャツの種類をもっと増やし、イベントにも積極的に参加していきますので宜しくお願いします。

クラゲ : 今日は長い間ありがとうございました

昭和元禄 : いえ、こちらこそありがとうございました。


対談はこれで終わりです。

趣味でTシャツを作っていて、好きが高じてTシャツブランドはじめた昭和元禄内野さん。Tシャツのデザインに内野さんの思いがこめられているからこそ、魅力的なデザインが多いんだなと実感しました。

ということで、今回ご協力いただいた「昭和元禄」のサイトはコチラ。このインタビューを読んだ後にサイトを見てみると、新しい発見があるかもしれませんよ。

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