Tシャツブランドインタビュー第17回目は「スカラヴィジョン後編」です。

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第17回目のブランドインタビューは「スカラヴィジョン」の後編です。先日の「ブランドインタビュー〜スカラヴィジョン」はスカラヴィジョンのデザインを担当されているヤマシタさんにお話を伺ったのですが、今回はバックオフィスを担当されているセンガさんにお話を伺いました。今回はデザイン以外のネットショップ運営についてのお話や、Tシャツラブサミットについて色々とお伺いいたしました。どのようなお話が聞けるでしょうか?お楽しみに。
[第17回目] クラゲの「Tシャツブランドインタビュー」〜スカラヴィジョン後編〜 (2006/1/7収録)
クラゲ : よろしくお願いいたします
センガ : お願いしまーす
クラゲ : ということで、先日ヤマシタさんにインタビューさせていただいたので、スカラヴィジョンさんの後編のような形でお伺いさせていただきますね。
まずは、スカラヴィジョンでのヤマシタさんとの役割分担についてお教えいただいてもよろしいでしょうか?
センガ : はい。ヤマシタがデザインして、その他は私が。上がったデザインに、あーでもないこーでもないって言うのが私の主な仕事です(笑)
クラゲ : そうなると今までは色々とNGになったデザインがあったりするんですか?
センガ : けっこうな数が葬られてるんじゃないですかね。そんなデザイン達も、足したり引いたりして数ヵ月後に出たりするんですよ。「ほめんなよ」とか、まさにソレですね
クラゲ : 「ほめんなよ」は最初デザインがあがってきたときはどのような感じだったんですか?
センガ : 最初は「さわんなよ」とか「しめんなよ」とかで、出来上がったデザインは、あのままのタッチの猫の全身で。デザイン的に『着にくい』ってことになってお蔵入りでしたね、たしか
クラゲ : やっぱ、前にヤマシタさんがおっしゃってたように、1つのネタを徹底的に色々な方向から見つめていくって感じですね
センガ : そのパターンが多いですね。でも、煮詰め過ぎると一周して面白くないものになっちゃうので
クラゲ : 確かに煮詰まると、だんだんと何が面白いのかが分からなくなってきちゃったりしますよね
センガ : ギリギリの加減が難しいんですよね
クラゲ : 先日、ヤマシタさんにインタビューした際に、「販売方法とか法律的な部分や業務は代表のセンガがいろいろと調べて独自に開拓していきました」とおっしゃっていたのですが、2001年当時だと色々と大変だったんじゃないかと思うんですよ。そこでよかったら、当時の大変だった頃の思い出を教えていただいてもよろしいですか?
センガ : 実は私、その当時はネットで通販したことなかったんです。だから、どんな流れなのか分からなくて。
クラゲ : ほー
センガ : 自分だったらどんなオンラインショップを利用する?ってところから始まりましたね。それからは、オンラインショップをとにかく見て、興味のない商品を扱ってるところも見ましたよ(笑)。もちろん経済産業省のサイトも、手元にある通販カタログも
クラゲ : そのように山ほどネットショップを見てから、サイトをオープンの感想はいかがでしたか?
センガ : これでバッチリと思ってたんですが、いざオープンすると抜けがいっぱいあって。あそこの言葉が足りないのかぁ、とかが出る出る
クラゲ : そうなると、色々な点を気づいては直し、気づいては直しって感じでした?
センガ : 毎日毎日ちょっとずつ。極端に言うと、こう直せば伝わり易いかなって、テニヲハを直してみたり(笑)。実際にお客様と接してみたり人に教えていただかないと気付かないことが多いんですよね。振込み決済の金融機関をどうするかって時は、銀行もコンビニと一緒で地域性があるのかな、と。東京はセブンイレブンが多いけど大阪はローソン、みたいな。だから関西に住んでる友達に「近所には何銀行が多いの?」って聞いて。振り込みが面倒だと購入する気持ちが薄くなるじゃないですか。振込みしやすい=家や職場の近くにある、ですからね。
クラゲ : おー、ネットショップを運営されている方からの本当の生の声ですね。そうすると、お客さんと一緒に成長してきたって感じなんですね
センガ : みなさんに育ててもらったブランドです、なんて言うと媚びてる感じですが、ホントそう思ってますよ
クラゲ : そうして、サイトを運営されていてうれしかったこととかありますか?
センガ : ネットでご注文いただいた方からのメッセージがなによりの励み、喜びですね。一例として、こんなこと言うとあれなんですが…委託店で商品を見て気に入ったからネットで購入します、ってメッセージがあって。わざわざ面倒なネットで購入してくれるなんて!って嬉しかったですね。
クラゲ : 話はかわって「Tシャツ・ラブ・サミット」ですが、今年も開催が決定したんですよね?
センガ : はい。あ、このインタビューが掲載されてる頃には、もうvol.7のサイトが公開されてますね
クラゲ : 今回は何ブランドさんくらい募集されるんですか?
センガ : 1日あたり約80ブランドくらいですね。今年は5月と8月の開催なので、2開催分同時に出店者募集します
クラゲ : こちらの「ラブサミとは?:開催動機とアーカイブ」を拝見すると、最初は26店から始まって懐かしい限りですね。と、いってもほんの3年前なのですが(笑)
センガ : 26ブランドも集まって大変だぁってゼーゼー言ってたの、ずいぶん前の話のような気がしますよ(笑)
クラゲ : まだ振り返るには早いですが、3年間やってみていかがですか?
センガ : 毎回、準備段階にはそれなりの状況があって家で1人泣いたこともあるんですが(笑)、やればやっただけの反応があるんですよ。前回は「80以上ものブランドが集まるイベントになって凄い」って来場者や出店者の方々に言われたのが嬉しかったですね。ただただ回数を重ねるだけのイベントにならないように、より大きく楽しいイベントにして、来場者にとっても出店者にとっても、行きたい出たいイベントにしよう、と。
クラゲ : 今年も期待しておりますので、頑張ってください!ラブサミですが、参加ブランドさんやお客さんも含めて、そして運営委員の方はもちろん、みんなで作っているイベントという感じがあるんですよ。だから、ブランドさんは積極的にTシャツ好きの皆さんにアピールしてもらえると嬉しいっすね。そうすると、もっといいTシャツに出会える環境が整ってくるでしょうし
センガ : みなさん『成功は与えられるものじゃない。掴み取るものだ!』の気持ちで(笑)
クラゲ : センガさんが、気になるTシャツブランドさんってどちらだったりするんですか?
センガ : あーその質問。一番難しい質問(笑)
クラゲ : けど、個人的に僕がすごく聞きたい質問だったりするんですよ(笑)
センガ : 一度でもお話したことがあるブランドさんのサイトは定期的に、ヤバイなぁって言いながらチェックしてますよ。これ、いい意味のヤバイですよ(笑)。気になるTシャツブランドさんっていうと全部!って答えになるんですが、「オレンジエース」さんの「ダンゴムシTシャツ」を見たときはググッときましたね
クラゲ : だはは
センガ : ダンゴムシをデザインする手があったのか!って。あーやって見るとダンゴムシってメカですよね。タイムボカン世代なのでググッときまくりました(笑)。あと「メイライム」さんの「世界のクワガタ・カブトムシ」。スカラヴィジョンのロゴはカブトムシですよね?って言われることが多々あるんですが、フンコロガシです(笑)。こうして挙げてみると、どうやら昆虫デザインが気になるみたいですね
クラゲ : 最後になるのですが、2つ質問をさせてください。まずは、今後の目標をお教えいただけますでしょうか?
センガ : これからも未経験のことを1つずつ。ジャージも今季初挑戦でしたから、まだまだやってないことだらけなんです。1つずつじゃなくてバーっとやりたいんですけど…。いやここは、私は女性だから着実に一歩ずつ、飛躍的な夢は見れないってことで(笑)
クラゲ : 他にも何かおっしゃれる範囲でチャレンジしていきたいこととかあったりします?
センガ : あまり具体化されてないんですが、お客様から「スカラヴィジョンで買い物すれば、他に買いに行く必要ないや」とか「困ったときはスカラヴィジョンに」って思っていただけるようになりたいですね
クラゲ : おー!楽しみにしてます。最後の質問なのですが、Tシャツ部をご覧の皆様に一言いただいてもよろしいでしょうか?
センガ : Tシャツって夏のみのアイテムって思ってらっしゃる方がまだまだ多いので、Tシャツ部をご覧の皆様には「冬もTシャツ!」って言ってほしいです、声高に(笑)。そうなればブランドも含め、もっともっと活性化しますよね。それこそ、さっきラブサミの話の時にクラゲさんがおっしゃってた「もっといいTシャツに出会える環境が整ってくる」ってことになると思います。あとラブサミについては、ブランドさんの掲示板やコメント欄などに「今年もラブサミの季節ですね」みたいなことを書き込んでいただいたり、ご自身のブログなどにラブサミのことを書いてラブサミのブログにトラックバックいただいたりすると嬉しいですね
クラゲ : では、最後に告知などがあれば是非是非
センガ : スカラヴィジョンは今年5月で5周年なので、ネット上でできるイベントをしたいなぁと考えています。昨年11月から1ヶ月のリリースラッシュは、前夜祭みたいな感じだったんです
クラゲ : 今日は長い間ありがとうございました
センガ : いえいえ、こちらこそありがとうございました。クラゲさんと2人でお話する機会はなかなかないので楽しかったです
対談はこれで終わりです。
「ネットでTシャツを売る」という行為は、非常に広い範囲を網羅しなくちゃいけなくて、本軸の「Tシャツのデザイン」以外に、分かりやすいサイトの制作・お客様との対応・発送業務などがあり、それらもちゃんと作業した上で「ネットショップ」と呼べるものになると思います。
今回はそんな「Tシャツのデザイン」以外の業務を行っているセンガさんにお話をお伺いいたしました。デザイン以外の業務は苦手で…、という方には参考になったのではないでしょうか?
また「Tシャツラブサミット」の実行委員もされてますので、そのお話も伺いました。最初のブランド数は「26ブランド」だったというのは改めて振り返ってみて驚きでした。
ということで、今回ご協力いただいた「スカラヴィジョン」のサイトはコチラ。このインタビューを読んだ後にTシャツを見てみると、新しい発見があるかもしれませんよ。
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