油断Tシャツ

Tシャツはコーディネイトを完成させるための重要なひとつのピースと考える我々が、決してあってはならないと考える過ち、それが「油断Tシャツ」。できちゃった結婚と同じくらいの重み「着て来ちゃったTシャツ」。

古くはサークルなどで作ったTシャツやクレーンゲームで獲得したとおぼしき「たれぱんだ」等のイラスト入りTシャツ、日本中を湧かせた青きトルネード「NOMO」。上げればキリがありません。沖縄ブームも記憶に新しい今、「海人」にお目にかかる日もそう遠くないでしょう。そう考えると震えが止まりません。


「捨てるのが勿体無いから」「冬だからインに着る分には問題無いか」…。

こういった油断が後に屈辱を味わうことになりかねないことをご存じでしょうか。暖房の効いた室内で無意識に上着を脱ぐこともありましょう、人それぞれチョメチョメな理由で着替えるシーンもありましょう。その時に体を張ったギャグだと言い張れる強者はそう居ないはずです。

それどころか本人より先に気づいてしまった方の気まずさといったらありません。「それはナシやろー」ツッコんでいいのか、はたまた「カミングアウトしたら『えーほんとだー気付かなかったー』って言おう!」妙な決心をするべきか、知らずのうちに相手にも不要な決断を強いているのです。

たかがTシャツとタカをくくっている諸君。相手の立場をも推し量れるジェントルメンになれるかどうか決断の時です。

「カレーは飲み物」。この台詞はかつてのデブタレントの先駆者、ウガンダ・トラが提唱した名台詞としてあまりに有名です。今ではすべてのデブタレントの間だけでなく、視聴者である私たちも時には合言葉のように唱えるほどにまでなりました。

いわゆるひとつのギャグとして発せられた「彼らのこだわり」は、立場の違いや体型の違いを超えて、浸透していきました。この確固たるこだわり方は「食べ物」と「Tシャツ」、対象は違えど同じように万人を共感させるチカラがあると思います。

「Tシャツはマナー」。Tシャツ好きの諸君とともに声を大にして言いたいのであります。

なお、強いこだわりを感じる名言は他に「不倫は文化(石田純一)」、「料理は愛情(結城貢)」等があります。

written by モッズ系猛禽類

あわせて読みたい