第149回目「Tシャツブランドインタビュー」~ ONOTAKU 編

第149回目のTシャツブランドインタビューは「ONOTAKU 編」です。

ONOTAKUのサイトはこちらです

 ONOTAKU
 http://onotaku.shop-pro.jp/


今回のインタビューは ONOTAKU さんです。

東方Project のキャラクターをモチーフにして、Tシャツに手描きで描き上げるブランドさん(絵描きさんかな?)

どうして「東方Project」をモチーフに選んだのか?そして、どうして手描きで制作してみようと思ったのか?

さて、今回はどういうお話が飛び出すでしょうか?お楽しみに。

第149回目「Tシャツブランドインタビュー」~ ONOTAKU 編 (2012/11/27 収録)


クラゲ : 今日はよろしくお願いします。

ONOTAKU : よろしくお願いします。

クラゲ : 最初にブランドの自己紹介をお願いいたします。

ONOTAKU : 東方手描きTシャツブランド「ONOTAKU」です!弾幕シューティングゲーム、東方Project をモチーフとした手描きTシャツ、オリジナルTシャツを販売しております。一枚として同じでない、手描きならではの色の鮮やかさが特徴です。

河城にとり
河城にとり

クラゲ : 「ONOTAKU」というブランド名の由来を教えてください。

ONOTAKU : 大学の時のあだ名なんですよね www。自分の名前の省略がそのままブランド名になっちゃいました。

上白沢慧音
上白沢慧音

クラゲ : ONOTAKU さんがTシャツを作り始めたきっかけを教えてください

ONOTAKU : さっきあだ名をつけた大学時代の友人が超Tシャツ好きだったんですよ。その彼(以後「F」)が作ったTシャツサークルに誘われて、手描きTシャツ作り始めました。Fの存在が「ONOTAKU」でTシャツを作るきっかけです。

 ■【東方】手描きTシャツの作り方【作ってみた】
 http://www.nicovideo.jp/watch/sm14841673

クラゲ : 大学に「Tシャツサークル」があるんですね。ちょっと話が脱線するんですが、Tシャツサークルの活動内容教えていただけますか?

ONOTAKU : Fが東北芸術工科大学1年の時にTシャツでなんかしよう!って言って作ったサークルです。山形や仙台など、地域のイベントや学祭に参加してTシャツの展示販売をして真面目な活動したり、お菓子食べて1限目英語だり~とか言ったり…。ゆる~く和気あいあいと楽しむがコンセプトのサークルですね www。

洩矢諏訪子
洩矢諏訪子

クラゲ : Fさんは今のTシャツブランドを運営している ONOTAKU さんを見て、どう思うでしょうかね?

ONOTAKU : いやぁ…何て言うかな?彼は直接僕の活動についてそんな言わないからなぁ…。



クラゲ : モチーフに「東方Project」を選んだ理由を教えてください。

ONOTAKU : 理由は幾つかあるのですが、まずモチーフになる魅力的なキャラが「東方Project」には沢山います。キャラそれぞれに熱狂的なファンついていて、それをTシャツで欲しがってくれるお客様が多かったこと。幻想的な雰囲気と自分の絵柄の相性が良かった、何より自分も「東方」というゲームが好きだったのが理由です。

霧雨魔理沙 線画
霧雨魔理沙 線画

クラゲ : ネットでTシャツを売り始めたきっかけを教えてください。

ONOTAKU : ネットでの販売は 2011 年の4月からなんですよ。2010 年冬のデザインフェスタで、一緒にTシャツを販売しよう!って言ってくれた相方のアドバイスで、ネット販売のきっかけが出来ましたね。

クラゲ : 最初にTシャツが売れたときの感想を教えてください。

ONOTAKU : 大学2年の時にサークルで出店した仙台のジャズフェスタというイベントで、一枚 2,000 円くらいで売れた時ですね。うれしいというより何故にこのTシャツ買ったんだろってお客様の動機をしばらく考えていましたね。素直に喜べよ、当時の自分。

古明地さとり
古明地さとり

クラゲ : 自分で描いたTシャツを販売してみていかがですか?

ONOTAKU : うれしかったことは、イベントでお買い上げ頂いたお客様から「すごく色鮮やかで好きです!」と、お礼のメールが来た時です。そんな時はお客様に「Tシャツ作ってて良かったです」と逆にこちらからお礼を言いたくなるくらいうれしいです。

これは面白いエピソードなのか分かりませんが、「一緒に販売戦略を立てて行こう!」と言ってくださった方がいた事ですね。そういう方がいるとは手描きTシャツを始めたとき考えもしませんでしたから、世の中面白い事があるな~と思いました。

チルノ タイプA
チルノ タイプA

大変なことは仕事と両立して制作をしていくことですね。仕事から帰って疲れた状態でTシャツ制作すると、絵が微妙なクオリティになるので、無理やり音楽聞いてモチベーションを上げてます。



クラゲ : お客様のからのオーダーを受けて手描きでTシャツを制作されてるということで、どういう流れで完成するか教えていただけますか?

ONOTAKU : オーダーは2種類ありまして「デザインテンプレート」を使ったオーダーと、「オーダーメイド」です。

デザインテンプレートの場合は、サイトに決まった型(=デザインテンプレート)を用意しておりますので、お好きな型を選んでいただいて、こちらから確認書をお客様にお送りして「制作→完成・発送」という流れになります。

オーダーメイドの場合は、お客様のご要望を参考に制作するので、デザインテンプレート作業にプラスしてイラストを提供する作業が加わります。まず、自分が線画のラフスケッチを描く → お客様に確認して頂く → 彩色 → お客様に確認して頂く → Tシャツに直接描く → 完成・発送という流れになります。

【線画】蓮子イラスト
【線画】蓮子イラスト

【彩色】蓮子色つき
【彩色】蓮子色つき

お客様に確認していただく際には、メールでファイルをお送りしたり、時にはコミュニケーションツールとして「Skype」でお話をしながらイメージを確認したりします。

 ■オーダーメイドについて
 http://onotaku.shop-pro.jp/?mode=f1

クラゲ : Tシャツのアイデアはどのように考えていらっしゃいますか?

ONOTAKU : 「東方Project」のキャラクターのイメージを自分なりに解釈して表現しています。他にもネットや漫画、アニメや図鑑から興味のある題材を引っ張ってきて自分のアイデアと組み合わせたりしています。

クラゲ : 自分のブランドのTシャツの中で特にお気に入りのものはどちらですか?

ONOTAKU : 「宮古芳香手描きTシャツ」ですかね。最近ネットにアップした作品なんですが、自分の中で久しぶりにヒットした色彩と構図だったんで。

宮古芳香
宮古芳香

クラゲ : 他のブランドに「ここは自慢できる」というところを教えてください。

ONOTAKU : プリントでは出ない直に描いた絵具の色彩の華やかさ、袖や背中にワンポイントでイラストを追加出来ることですね。お客様が欲しいといった絵柄をラフスケッチで提出し、満足いく形で提供しやすいことも、自慢できる魅力の一つです。

あと絵柄の注文を受けてから数点しか制作しないので、在庫がプリントに比べて少ない!!!住んでいる家が 1DK で狭いので、Tシャツの在庫が大量にあると部屋ですんごく動きにくいで、この点は助かってます www

クラゲ : ONOTAKU さんにとってTシャツとは?

ONOTAKU : 一言で言うと「キャンバス」です。僕にとってTシャツも絵画の一部で、絵具をつける媒体は「キャンバス」と考えています。

レミリア・スカーレット プリントTシャツ
レミリア・スカーレット プリントTシャツ

クラゲ : ONOTAKU さんが気になるTシャツブランドを教えてください。

ONOTAKU : 気になるブランド様はたくさんいるのですが、手描きで挙げるとすれば、Tシャツアーティスト 「baster great」 様ですね。植物を女性の描き方、構図がずば抜けております。いつも参考にさせて頂いております。

 ■bastergreat × 10 pieces exhibition[久米繊維プレスルーム]
 http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=rzc6uAW7-f0

そして、108回でTシャツインタビューを受けてらした「がしゃ」様です。独自の世界観とTシャツの色抜きの技術が独特だと思います。

ONOTAKU : 逆にクラゲさんに質問を。東京Tシャツ部が10年続いてますが「続ける秘訣」があれば教えてください。

クラゲ : 「自分のペースで更新を行う」ですね。毎日更新できればいいのかもしれないけど、ある頃からあきらめました。自分の出来る範囲で更新をするので、それでもいいと思う方に見てもらえればいいかな、と思ってます。

フランドール・スカーレット タイプC
フランドール・スカーレット タイプC

クラゲ : 今後の目標を教えてください。

ONOTAKU : 今は「東方Project」をモチーフにしておりますが、自分のオリジナルの絵柄が好きというお客様を増やしたいです。それと、さまざまなジャンルのイベントに参加して、手描きTシャツの良さを宣伝することが目標です。

クラゲ : 最後に、東京Tシャツ部をご覧の皆様に一言いただけますでしょうか。

ONOTAKU : インタビューを最後までご覧頂き、ありがとうございました!自分のTシャツが、Tシャツ業界が活性化してゆく力になればと思います。

クラゲ : 今日はありがとうございました。

ONOTAKU : ありがとうございました。




インタビューはここまでです。

手描きだけに、色々な要望を聞きながらTシャツを仕上げていく過程は、楽しそうですね。東方Project 好きの方にとって、ONOTAKU さんから一点モノのTシャツを手に入れることが出来るってのはうらやましいなあ。

ちなみに、大学に「Tシャツサークル」ってあるのをはじめて知りました。興味深いです。今現役のTシャツサークル大学生の方に色々お話聞いてみたいかも。

今回ご協力いただいた「ONOTAKU」の公式サイトはコチラ。

 ONOTAKU
 http://onotaku.shop-pro.jp/

このインタビューを読んだ後にTシャツを見てみると、新しい発見があるかもしれませんよ。

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