第142回目「Tシャツブランドインタビュー」~ アルシュ編

第142回目のTシャツブランドインタビューは「アルシュ編」です。

アルシュのサイトはこちらです

 アルシュ
 http://www.arshu.net/


今回のインタビューは アルシュ さんです。

本業でシルクスクリーンのプリント業を行っているアルシュさん。どうして自分でオリジナルTシャツブランドをはじめようと思ったのでしょうか?

そして、自らが選ぶ「会心の一作」はどちらのアイテムでしょうか?

さて、今回はどういうお話が飛び出すでしょうか?お楽しみに。

第142回目「Tシャツブランドインタビュー」~ アルシュ編 (2012/9/9 収録)

クラゲ : よろしくお願いします。

アルシュ : よろしくお願いします。

クラゲ : まずブランドの自己紹介をお願いいたします。

アルシュ : こんにちはアルシュです。「お洒落なTシャツなら余所で買え!」をコンセプトに、決してお洒落とは言えないけれど、ちょっとしたメッセージや想いを込めたTシャツを作っています。

Do you still need it?
Do you still need it?

クラゲ : 「アルシュ」というブランド名の由来を教えてください。

アルシュ : ブランド名にこれといったこだわりがなかったので、とりあえず、あいうえお順で並んだ時に上位に表示された方が目立つ、という理由で「あ」で始まる名前を考えました。うちの長女と次女の名前の1文字目がそれぞれ「有」と「朱」なので「有朱」→「アルシュ」という感じで、15分くらいで決まりました。



クラゲ : Tシャツを作り始めたきっかけを教えてください。

アルシュ : 仕事としてシルクスクリーンのプリント業をやっているので、ブランドを始める前からTシャツを作る環境は整っていました。無いものは自分で作るタイプなので、自分で着たいTシャツを自分で作ったりしていましたので。

Bring it on!
Bring it on!

クラゲ : ネットでTシャツを売り始めたきっかけを教えてください。

アルシュ : ネットショップをオープンしたのは 2009年の4月です。そもそもの始まりは「Tシャツ屋をやりたい」ではなくて「ネットショップを作りたい」でした。その頃個人的に作ったTシャツがちょっといい感じに仕上がって「あ、これ売れるかも…」と思ったのがきっかけでTシャツ屋をやる事に。今、そのTシャツを見るとまあ微妙なんですけど(笑)

それからオープンまで半年くらいの間は HP の作製に没頭しましたね。基本的に何かを作ることが好きなのでとても楽しい作業でした。でも、ネットショップには必要不可欠といわれるコンセプトについては何も考えないままオープンしてしまったので、その後大いに迷走しましたけどね(笑)



クラゲ : 最初にTシャツが売れたときの感想を教えてください。

アルシュ : ネットショップをオープンして4週間目に最初の注文のメールが届きました。自分が作った物を認めてもらえたみたいな気がしてすごく嬉しかったです。

モナリザ
モナリザ

クラゲ : ネットでTシャツを販売みて、いかがですか?

アルシュ : 常に新作のTシャツをリリースし続けなくてはいけないところが大変です。慢性ネタ欠乏症でしかも手が遅いので新作リリースは本当に大変です。

また、東日本大震災の復興支援に「HOPE」というチャリティーTシャツを作り、その売上の半分を被災地に寄付をしました。Tシャツを買ってくださった皆様から預かった寄付金を、私が代表して寄付したのですが、それでもほんの少しだけ世の中の役に立てたような気がして、嬉しかったです。

HOPE
HOPE

クラゲ : Tシャツのアイデアはどのように考えていらっしゃいますか?

アルシュ : 24時間仕事中も寝ているときも常にTシャツの事を考えています。いいアイデアは全く浮かびませんけど(笑)



クラゲ : 自分のブランドのTシャツの中で特にお気に入りのものはどちらですか?

アルシュ : Tシャツではなくてボクサーパンツなんですが「E かわのぼうし」は自身最高傑作だと思っています。

E かわのぼうし
E かわのぼうし

「E かわのぼうし / E ひのきのぼう」ってプリントしてあるだけのシンプルなデザインでですが、ドラクエの世界なら「そのキャラクターは”かわのぼうし”を装備していますよ」って意味になるんです。けど、男性用の下着に「E かわのぼうし」って書いてあればそれはどういう意味かというと…。皆まで言いませんが、この「書いてある内容が、書いてある媒体によって違う意味を持つ」感じがとても気に入っています。

(ちなみに “E” は “equipment = 装備” の意味)

クラゲ : 他のブランドに「ここは自慢できる」というところは?

アルシュ : 「自分でプリントしている点」です。デザインはともかくプリントに関しては、一応プロなのでそれなりのこだわりを持ってやっています。

クラゲ : アルシュさんとってTシャツとは?

アルシュ : 「着るメディア」です。手軽で効果的に自分の想いを伝えることができるツールだと思います。

猿も手探りで歩く
猿も手探りで歩く

クラゲ : アルシュさんが気になるTシャツブランドを教えてください。

アルシュ : 吉田ナゴヤ堂本舗さんのTシャツが好きです。ネタの精度が他に類を見ないほど洗練されているというか、計算されているというか。作品としてはTシャツ単体でも完成しているのに、着る人や着ていく場所によっては更に何重もの意味が加わって面白さが倍増する感じがたまらないですね。

クラゲ : 今後の目標を教えてください。

アルシュ : 通りすがりに二度見されるようなTシャツを作るのが目標です!

××とは違うんです
××とは違うんです

クラゲ : 最後に東京Tシャツ部をご覧の皆様に一言いただけますでしょうか。

アルシュ : アルシュは発展途上のブランドです。今後も迷走しながら少しずつ発展していく予定なので、たまにサイトを見に来ていただける嬉しいです。きっと少しだけ成長したアルシュの姿をお見せできると思います。

クラゲ : 今日はありがとうございました。

アルシュ : ありがとうございました。



インタビューはこれで終わりです。

Tシャツではないのですが、「E かわのぼうし / E ひのきのぼう パンツ」は、最高傑作と言ってよいでしょう。アルシュさんが言う「作品としてはTシャツ単体でも完成しているのに、着る人や着ていく場所によっては更に何重もの意味が加わって面白さが倍増する感じがたまらない」というとおりのアイテムですね。

ということで、今回ご協力いただいた「アルシュ」の公式サイトはコチラ。

 アルシュ
 http://www.arshu.net/

このインタビューを読んだ後にTシャツを見てみると、新しい発見があるかもしれませんよ。

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