第140回目「Tシャツブランドインタビュー」~ 白いTシャツと黒いバイク。編

第140回目のTシャツブランドインタビューは「白いTシャツと黒いバイク。編」です。

白いTシャツと黒いバイク。のサイトはこちらです

 白いTシャツと黒いバイク。
 http://whitetee-blackbike.com/


今回のインタビューは 白いTシャツと黒いバイク。 さんです。

ブランド名のとおり、バイクをモチーフにしたオリジナルTシャツをリリースするこちら。一度は売れずにサイトを閉鎖したのに、1通のメールがきっかけで復活したそうです

さて、今回はどういうお話が飛び出すでしょうか?お楽しみに。

第140回目「Tシャツブランドインタビュー」~ 白いTシャツと黒いバイク。編 (2012/8/30 収録)

クラゲ : 今日はよろしくお願いします。

白いTシャツと黒いバイク。 : よろしくお願いします。

クラゲ : 最初にブランドの自己紹介をお願いいたします。

白いTシャツと黒いバイク。 : はじめまして!バイク乗りの、バイク乗りによる、バイク乗りのためのTシャツショップ「白いTシャツと黒いバイク。」です。キャッチコピーもブランド名も長くてすみません。

アル
アル

クラゲ : ブランド名の由来を教えてください。

白いTシャツと黒いバイク。 : あまりかっこつけず、自然体で分かりやいブランド名にしたかったんです。

ちょっとだけマジメに言うと、白は自由の象徴、黒は束縛の象徴です。社会に束縛され、せめぎあって、それでも、自由を求めて走っているのがバイク乗りの本質な気がするんです。そういう姿がかっこいいな、美しいなと。あ、でも M が好きってわけではないです。シンプルに「Tシャツとバイク。」でもよかったのですが、あまりに普通過ぎたので…「白いTシャツと黒いバイク。」

結局、かっこつけちゃいました。すみません!

ススム
ススム

クラゲ : Tシャツを作り始めたきっかけを教えてください。

白いTシャツと黒いバイク。 : ショップを開店するタイプの人はみんなそうだと思うのですが、自分が本当に欲しいものが探しても見つからなかったからです。

もちろんバイクTシャツっていうジャンルは世の中にたくさんあるのですが、僕にはみんな同じように見えちゃって。カラフルな生地に前にも後ろにもプリントがあって、「FREEDOM」とか、「GO TO HELL」とかのメッセージ、そしてドクロみたいな。あとはバイクメーカーや工具、オイルのロゴがプリントされてるものとか…。

もちろんそういうものが嫌いではないですし、実際に僕も何枚もそういうTシャツを持ってるんですが、そんなにアピールしなくてもいいんじゃないかと思えてしまって。

だってバイクに跨がってる時点で「FREEDOM」だし「GO TO HELL」だし、メーカーもわかるでしょうみたいな(笑)。

本業がデザイナーなので、デザインを作り、シルクプリントも勉強して自分で版を作って刷りました。そうしたら今度はシルクプリントの手刷りにハマっちゃって…すごく面白いんです。

最初に刷ったのが、デロリアンだったっけ。あ、バイクじゃなかったですね…すみません!

マガル
マガル

クラゲ : ネットでTシャツを売り始めたきっかけを教えてください。

白いTシャツと黒いバイク。 : 2年程前に片手間でネットショップを作り、売り始めたのですがさっぱりでしたね。友達とか知り合いが買ってくれた以外、売れなかったです。ほんとに0枚。すみません。

クラゲ : となると、知人の方以外に売れたのは…?

白いTシャツと黒いバイク。 : 最初に売れたのはいったんネットショップを閉めて何ヶ月か経ったあとでしょうか。突然、自分の携帯に電話がかかって来て、「白いTシャツと黒いバイク。」ってなんですか!?って。ショップは完全に閉鎖してるのに何でかなと思いました。

恐らく、キャッシュかなにかがネット上に残ってたんでしょうね。話を聞くとそれを辿ってきたらしいんです。でも、そうだとしても普通、直接電話しますかね?

とりあえず、版も残ってないし、生地もないので作れないと断ったのですが、どうしても一枚作ってほしいと言われ…。結局、一枚だけ生地があったので、作って差し上げたんです。それが実際に売れた最初の一枚でした。

けれど、よくよく考えると本当は凄いことなんじゃないかと思えてきたんです。どうしてその人はそんなに欲しかったんだろうって。

そうしたら後日、その方から、僕の作ったTシャツを着てバイクに跨がってる写メが一枚メールで送られてきたんです。おっさんがめっちゃ笑顔で写ってるんですよ。しかもTシャツ、ズボンにインしちゃって…。

その時にやっと嬉しさがこみ上げてきたというか…感動しました。ああ、こういうのっていいなあって思いました。ほんとにそのおっさんには感謝してるんです、こんな書き方ですみません。

ニゲル
ニゲル

クラゲ : Tシャツのデザインはどのように考えていらっしゃいますか?

白いTシャツと黒いバイク。 : バイクに乗って、朝から晩までひたすら走って、泥のように眠り、朝目覚めると、デザインが降りてきます!…なんてことは全くなく、デザインスタッフとああでもないこうでもないとコンセプト作りからミーティングを重ね、何案も作って、並べて、決めて、またそれをブラッシュアップして…と、普通のデザイン会社でやっているようなことをします。

1案できるのに30案くらいはボツになりますよ。アイデアを絞り出すのは苦しいだけなんです…すみません。



クラゲ : 自分のブランドのTシャツの中で特にお気に入りのものはどちらですか?

白いTシャツと黒いバイク。 : 「ハシル」ですね。一番最初にできた作品ですし。「白いTシャツと黒いバイク。」を象徴するようなデザインにしたかったんです。

ハシル
ハシル

自由を求めて束縛から抜け出そうとする、力強い単車を描こうとしたまでは良かったんですがタッチが納得いかなくて、ペンで書いたり、マジックを使ったり、墨を指につけて書いてみたりして…苦闘しました。同じようなバイクモチーフのデザインを色んな方法で100案くらい書いたところで途方に暮れて、ほぼ、なげやりに絵の具を木べらにたらして、散乱したコピー用紙にこすりつけて描いたらすごくいいものができちゃったんです。…すみません。

クラゲ : 他のブランドに「ここは自慢できる」というところを教えてください。

白いTシャツと黒いバイク。 : 2つあります。

1つ目ははデザインです。バイク乗りならニヤリとするような、また、ストーリのあるデザインになっています。

2つ目はTシャツそのものの素材です。久米繊維さんの「楽」というボディを使わせていただいているのですが、バイク乗りにはこれ、凄くいいんです。話すと長くなるので、こちらの「Tシャツの生地について。」ご覧ください。どうして久米繊維さんの生地を使ったのかが書いてあります。(久米繊維の担当者さんにも褒められちゃったお墨付き文章。)



クラゲ : 白いTシャツと黒いバイク。さんにとってTシャツとは?

白いTシャツと黒いバイク。 : この質問もやばいですね。朝までかかりますよ。僕にとってTシャツとは「自由の象徴」です。あ、一言で終わっちゃいました。すみません。

ハネル
ハネル

クラゲ : 気になるTシャツブランドを教えてください。

白いTシャツと黒いバイク。 : 「IRON&RESIN」というブランドです。Tシャツというよりブランドの雰囲気というか匂いみたいなものががとてもいいです。たしかカリフォルニアの方のブランドだったかな?英語が読めなくて、ほんとはよく分かりません…すみません。

クラゲ : 今後の目標を教えてください。

白いTシャツと黒いバイク。 : 「白いTシャツと黒いバイク。」を通じてつながったバイク乗りの方達とTシャツを着てツーリングやキャンプに行ってみたいですね。できればTシャツはお休みしてすぐにでもキャンプに行きたいです!すみません!



クラゲ : 東京Tシャツ部をご覧の皆様に一言いただけますでしょうか。

白いTシャツと黒いバイク。 : 「白いTシャツと黒いバイク。」はバイク乗りのためのブランドと豪語しておりますが本当のことを言うと、実は、誰が着てもかっこいいデザインになっております。

ここだけの話ですが、35歳の中年の僕が、街の中でジャケットと合わせて歩いても、かっこ良く見えるようなデザインにしたからです。もっと本当のことを言うと、バイク乗りなのに、今、忙しくてほとんどバイクに乗れていません。だからこそ、Tシャツだけでも「僕はバイク乗りなんだぞ」ってバイク乗りの方々にアピールしたかったんです。

ほんと、ここだけの話なのでくれぐれもFacebookとか覗かないで下さいね。覗いても安易に「いいね」とかしないで下さいね。

Facebookはこちら
https://www.facebook.com/shirokuroboy
すみません…。

クラゲ : 今日はありがとうございました。

白いTシャツと黒いバイク。 : ありがとうございました。

ミル
ミル



インタビューはこれで終わりです。

本当に自分の着たいTシャツを作りたいのがきっかけで始まったブランドさん。

最初はTシャツが知人以外に売れずにネットショップを閉鎖したのに、閉鎖した情報を手がかりに電話をくれたおっさん。そして、それを着てツーリングをしたとき写真が満面の笑顔だったというエピソードには、読んでてグッときちゃいました。バイク乗りって素敵すぎ!

ということで、今回ご協力いただいた「白いTシャツと黒いバイク。」の公式サイトはコチラ。

 白いTシャツと黒いバイク。
 http://whitetee-blackbike.com/

このインタビューを読んだ後にTシャツを見てみると、新しい発見があるかもしれませんよ。

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