第137回目「Tシャツブランドインタビュー」~ Tシャツ・ラブ・サミット実行委員会 編

第137回目のTシャツブランドインタビューは「Tシャツ・ラブ・サミット実行委員会 編」です。

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 Tシャツ・ラブ・サミット
 http://t-lovesummit.com/


日本最大級のTシャツイベント「Tシャツ・ラブ・サミット(ラブサミ)」が、2012年7月開催で20回目を迎えます。おめでとうございます!

そこで、「ラブサミ20回記念」ということで、今回はTシャツラブサミット実行委員会のハードコアチョコレートのMUNEさん、スカラヴィジョンの館長さん・センガさん、そしてショウタさんにお話を伺いました。

今回は普段表に出ることがほとんど無い実行委員のショウタさんもインタビューに参加いただけるという貴重な機会となりました。

さて、今回はどういうお話が飛び出すでしょうか?お楽しみに。

■Tシャツラブサミット実行委員会とは?
2003年、Tシャツブランド「ハードコアチョコレート」と「スカラヴィジョン」を中心に始動したTシャツ&エンターテイメントイベント「Tシャツ・ラブ・サミット」の開催・企画・運営を行う。

■Tシャツ・ラブ・サミットとは?
個性溢れるオリジナルTシャツをデザイン、制作、販売しているブランドやクリエイターが日本全国から集結し、作り手が直接お客様に販売する日本最大級のTシャツ直売イベント。Tシャツ販売の他、漫画家やイラストレーターに似顔絵を描いてもらえるコーナー、会場内特設ステージでは芸人のお笑いステージなど抱腹絶倒のプログラムも。

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第137回目「Tシャツブランドインタビュー」~ Tシャツ・ラブ・サミット実行委員会 編 (2012/6/20 収録)

――― 今回で20回目の開催ですね。おめでとうございます!20回目を迎える感想を教えてください。

館長:いやー、全然あっという間。20回もやったんだって感じです。20回って何年?

センガ:9年目です。

館長:あっという間ですね。

――― 1回目って覚えてます?

館長:覚えてますよー。渋谷のアミーホールでやったんです。ブランドさんも今ほどブースを作りこんだりしていなくて、床にシートを置いて直置きしていたりして、フリーマーケットみたいな雰囲気でしたね。ブランドさんも何回も出ているうちにブースが凝ったつくりになってきて、イベントとしての質も上がってきました。

――― ラブサミってスタッフの方が何人もいて、皆さん役割がきまっているちゃんとした布陣でやっているじゃないですか。今のような布陣は何回目から固まってきたのですか?

センガ:実は1回目の開催から役割分担が出来たんですよ。現在のスタッフは、実行委員6名、当日の会場スタッフが更に10人前後いますので、全スタッフ16人前後です。それぞれに受付係、ステージ係等の担当が分かれています。

ショウタ:開催をアミーホールから科学技術館に移動して、そこで何回かやってから今の人数と形になりました。7、8回目くらいでしょうか。それまで私がステージの司会をしていたんですよ。で、司会は別の方にお願いしてから、裏方担当になってガッツリ舞台を全部仕切るようになり、そこからステージイベントが充実してきましたね。この頃、スタッフ内で「受付担当」「ステージ担当」「全体担当」という役割分担が出てきました。

館長:実行委員会のスタッフ以外にも、受付やってくれたり、舞台周りやってくれたり、設営撤収してくれたりするスタッフもいて、みんなずっと変わらないメンバーで長いことやってるんですよ。だからお互いスタッフ同士は勝手知ったるで、イベントを円滑に進めることができますね。



――― 20回続いた秘訣は?

館長:やっぱり一番重要なのは「集客」でしょうね。イベント開催してみて、いざ蓋を開けてみてお客さんが全然来ないとブランドさんもこれはちょっと…って思うでしょうし。なので、Tシャツだけじゃなくて、お笑いやそのほかの催事で集客することを考えてます。Tシャツだけに頼らない集客ですね。色々と楽しんでいただいて、Tシャツを買ってもらうことを考えています。

ショウタ:イベント運営の観点で考えると「Tシャツ」は集客の1つと考えていて、そもそも「イベントとしてお客様が来ていただける内容」で考えてます。なので、イベントとしてしっかりしているので、お客様に来ていただいていると私は考えてます。

催事も毎回色々なことをやってまして、舞台でプロレスやったり、アイドルのコンサートやったり、トークショーをやったり。毎回恒例のお笑いステージも芸人さんの入れ替えをしつつ、これからテレビに出るような芸人さんにどんどん出ていただいたりして、それらが集客につながっていて、単なるTシャツ即売会じゃない「イベント」として認知されている面もあると思います。ラブサミに行けばTシャツが買えるし、何か見られるし、楽しめるしってのがあると思います。

実行委員をやってると、正直、Tシャツと催事どっちが一番が分からなかったりするときもありますけど(笑)、そこらへんが他のTシャツイベントとコンセプトが違う点ですね。

センガ:ラブサミはTシャツに特化した大型イベントのさきがけだったとと思うんですね。最初の1回目、2回目に出ていただいたブランドさんは、Tシャツが沢山売れた快感や沢山のお客様の熱気をを感じてくれたんですね。あれはたまらないものがあったと思うんで、それでブランドさんが口コミでイベントを広めてくれたと思うんですよ。「あのイベントはTシャツが売れるイベントだよ」って感じで。そういうイメージが定着してくれました。

館長:皆勤賞や皆勤賞に近い出店回数のブランドさんは本当にありがたいですね。それだけ出てもらえるだけ魅力のあるイベントかもしれません。自画自賛ですが(笑)。このインタビューを読んで「出店してみたいな」と思っているブランドさんは小さいブースからでもいいと思うので、試しに是非出店していただきたいですね

ショウタ:Tシャツを「作る楽しみ」だけじゃなく、「売る楽しみ」も味わって欲しいです。で、出ている人も、漫画家さんによる似顔絵コーナーだったり、お笑いイベントのほうにも顔を出してもらって、2日間楽しいイベントだったな、って思って欲しいですね。

館長:僕ら運営委員も出店のコツとかブースつくりのコツだとか、色々出し惜しみしないでお伝えできるので、どんどん遠慮なくお問い合わせいただきたいです。

センガ:Tシャツ・ラブ・サミットの公式サイトにも「出店手順」「Tシャツの作り方」「ブースの作り方」を紹介しているページがあるので、是非ご覧頂きたいです。

 ゼロからのラブサミ出店
  (1) 「手っ取り早い」出店の手順
  (2) Tシャツ制作はどうしよう?
  (3) ブースの作り方
  (4) 会場は東京のどの辺?
  (5) 地方から出店するけど、どこに宿をとればよい?



――― 20回続いた秘訣は「集客」とのことですが、最初から集客をどうするかは、考えてらしたんですか?

ショウタ:考えてましたね。

館長:1回目から芸人さんのステージとか色々とやって、どう集客するかを考えてましたね。

センガ:ラブサミ1回目の頃は、Tシャツ屋さんが「Tシャツを売る場所が無い」「Tシャツを見せる場所が無い」という状況だったんですよ。私たちもスカラビジョンというTシャツブランドをやっていて、色々なブランドさんと接する機会が多く、「Tシャツを売る場所が欲しい。売るイベントがデザフェスだけじゃ足りないって」声を聞いていたんですね。そこではじめたイベントなんです。

一方知り合いの芸人さんたちからも「ネタを見てもらう場がない」って声があったんですよ。当時お笑いブームの前だったので、彼らもこういう悩みがあったんですね。

Tシャツを見せる場所が無いTシャツブランドさんととネタを見せる場所が無い芸人さんの考えが一致したんですね。で、沢山の人がイベントに来てくれたら、ブランドさんも芸人さんもうれしいだろうな、って思ったんですよ。

――― 僕が実行委員の方と知り合って驚いたのが、何ヶ月も前から入念に打ち合わせしているということ。こんなに前から打ち合わせやってるんだ、ってビックリしました。

館長:半年くらい前から準備に取り掛かりますね半年前から毎週のように打ち合わせを行います。

MUNE:我々イベント会社でもないし有志の集まりなんで、1,000人以上を集めるイベントであれば、それくらいミーティング重ねないと当日ぐちゃぐちゃになっちゃうでしょうね。当日あわてないためにミーティングを重ねているってのもあります。

館長:なので、ラブサミ開催が迫ってきた時期にツイッターとかで「もうそろそろラブサミの時期だなあ」というように、恒例行事のようにつぶやいてくれる方がいるってのが、本当にうれしくて。だから、それくらい認知されてきているのかな、と思いますね。



――― 今まででビックリした事件ってあります?

館長:あー、イベント開催日が24時間テレビとかち合った回ですね。

センガ:この時は「24時間テレビと同日だと集客につながるのかな」と予想していたのですが、いざやってみると全然逆で、普段ラブサミに来てくれるお客様も足並みをもっていかれちゃいましたね…。

ショウタ:24時間テレビの警備員がラブサミのお客様を追い返しちゃったりしちゃって…。

MUNE:24時間テレビの事件のあとから、同日に武道館で開催されるイベントは特に強く意識するようになりましたね。時にはみんなピリピリしながらチェックしていたりします。

館長:24時間テレビとかち合うのが一番危ないです(笑)

――― 今までうれしかったことってあります?

センガ:私は主にブランドさんとのメールのやり取りを担当しているのですが、20回、9年やっていて驚いたのが「ブランドさんの子供が大きくなった」ですね。自分たちは大人だから9年やってもアッという間に感じるけど、最初の頃に生まれた子供は9歳でもう小学生になったんだ!ってのをみると感慨深いですね。そして、ブランドさんが「このイベントはずっと出たい。自分が老人になっても出続けていきたいイベントだ」って言われたのが一番うれしかったな。

ショウタ:先日出てもらったブランドさんの一覧をまとめてみたら、すごい多くのブランドさんに出店いただいたことが見えて、うれしかったですね。

――― 今後の目標は?

館長:来年で10年迎えるので、出店いただくブランド様も更に増やしていきたいですし、お客様にも沢山来ていただきたいです。それだけです。

センガ:途中に紆余曲折もあるかもしれませんが今までやってこれたので、10年だからと言って大きく変わるわけではなく、毎回毎回ちょっとづつ新しいことをやりつつ、第二シーズンに入る感じで来年からがんばっていきたいですね。

――― 今日はありがとうございました。

一同:ありがとうございました。



インタビューはこれで終わりです。

20回続いて秘訣は「集客」という実行委員の皆さん。Tシャツだけではなく、「イベントとしてお客様が来ていただける内容」として考えているからこそ、しっかりとしたイベントとして続いているんでしょうね。

また、スタッフの方も総勢16名前後ということで、多くのスタッフの方によって支えられているイベントです。

ちなみに実行委員の方に、今まで皆勤賞のブランドさんを教えていただきました。「悪意1000%レッドバズーカちくわぶスカラヴィジョンハードコアチョコレート」の5ブランドだそうです。

ということで、今回ご協力いただいた「Tシャツ・ラブ・サミット」の公式サイトはコチラ。

 Tシャツ・ラブ・サミット
 http://t-lovesummit.com/

このインタビューを読んだ後にTシャツを見てみると、新しい発見があるかもしれませんよ。

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