第93回目「Tシャツブランドインタビュー」~ Hoimi 編

第93回目のTシャツブランドインタビューは「Hoimi 編」です。

Hoimiのサイトはこちらです

 Hoimi
 http://hoimi.jp/


今回のインタビューは、 Hoimi です。

ドロップシッピングシステムを使い、様々なデザイナーによるTシャツを販売している Hoimi さん。当初はドロップシッピングを行う予定ではなかったとか?

どういうお話が飛び出すかお楽しみに。

第93回目「Tシャツブランドインタビュー」~ Hoimi 編 (2011/6/2収録)


クラゲ : 今日はよろしくお願いします。

Hoimi : よろしくお願いします。

クラゲ : まず最初に自己紹介をお願いいたします。

Hoimi : 「Hoimi(ホイミ)~デザインTシャツマーケット」はTシャツを中心としたアパレルグッズの販売サイトです。現在、300 人以上のデザイナーに登録いただいており、15,000 点以上のデザインを販売しています。

OUR PROBLEM(designed by Hoimi)
OUR PROBLEM (designed by Hoimi)

クラゲ : 「Hoimi(ホイミ)」というサイト名の由来を教えてください。

Hoimi : よく聞かれるのですが、誰もちゃんと答えられません(笑)当時のコンセプトは「優しくて、癒されて、ちょっと弱い感じで」と言ったところでしょうか?名前の由来は、皆様のご想像にお任せします(笑)

クラゲ : 「ドロップシッピング」のサービスでTシャツを販売しようと思ったきっかけを教えてください。

Hoimi : まず、Hoimi が「ドロップシッピングサイト」と気づき始めたのが最近で、自分たちはドロップシッピングをしようとは全く思ってませんでした。

日本のデザインは世界で通用するのに国内の会社は全く内向きなので、Hoimi が起爆剤になれればと思ってはじめたのがきっかけです。そこで、とにかくデザイナー様に負担がかからないようにする為に、在庫を持たせたくないと思ったのです。

sing to the sky(designed by design t-shirt store MO)
sing to the sky (designed by design t-shirt store MO)



クラゲ : Hoimiをスタートした時期を教えてください。

Hoimi : 実は構想はかなり古くて 2002 年に構想を形にしたものとして βWeb サイト(http://hoimi.jp/04/)を作り始めました。

そこから本格的に始めたのは 2007 年くらいですが、その時点ではドロップシッピングはおろか購入さえもできませんでした。

2008 年に入って、ようやく販売システムとドロップシッピングのシステムをリリースすることができまして、今に至ります。

クラゲ : 最初にTシャツが売れた瞬間の感想教えてください。

Hoimi : 忘れもしない「2008年9月4日」でした。2枚ご購入いただいたのですが、皆で「ネタで入れたんじゃないの?」「喜ばそうとしてスタッフが買ってくれたんじゃないの?」と疑ってしまいました。

正直、嬉しくて皆でニヤニヤしながら乾杯したのを思い出します。

Minority(designed by Stupid Funny Graphic)
Minority (designed by Stupid Funny Graphic)

クラゲ : ネットでTシャツを販売してみて、いかがですか?

Hoimi : 大変だったことは…最近まで全部一人でやっていた事ですね。システムとデザイン、印刷と発送、全部一人でやっていました。

そして、夏クーラーが無かったので何度か意識が飛んだことがあります。

会社としての主軸の商いが悪化して、Hoimi の予算が全く出なかったことと、以前は4階建てのビルを1棟借りていたのですが、引っ越しをすることになって、予算が無いのでTシャツの在庫などは手運びで運んだのを覚えています。今は凄く小さな一戸建てでやっています。

嬉しかったことは、大変だったことを全て忘れさせてもらえるほどあります。

デザイナーさん様からの「デザインが売れました!」という感謝や、「頑張って下さい!」と励ましのメールを頂けること。海外配送システムができたら海外から注文が入ったこと。中でもデザイナー様に香港の SHOP をご紹介していただいたのは、頑張れと背中を押していただけるとても嬉しいことでした。

面白いエピソードは、サイト内のTシャツが全部 Hoimi でデザインしていると思われていた事がありまして、登録しているデザイナー様の人数などをお話したらとても驚かれたことですね。

RETRO DIVER(designed by GEAR2)
RETRO DIVER (designed by GEAR2)

また、Hoimi 内にはランクアップシステムがあるのですが、ランク UP までに少しだけポイントが足りない人から魂の叫びのメールが来たこともありました。その方はとても良い方で今でも励ましのメールなどを頂いております。

Hoimi での初めてのアルバイトが、プリントする機械を壊しかけて、深夜の3時に連絡が来て「間に合わないので頑張って刷っていたら機械がー」と電話で泣かれ急いで会社に向かった、なんてこともありましたね。

そして、一番感動したエピソードなのですが、Hoimi で現在も行っている義援金を集めることになったきっかけのお話です。

デザイナー様から1通のメールを頂きました。その内容は「私のデザイナー報酬を義援金にしてください」でした。システムは対応していないし、時間もかかりそうだと思っていました。すると Twitter でも、「義援金を集めるためにデザインを作る!」と言う話をデザイナー様から頂きまして、「皆さんがやりたいと思っているならやらなくてはいけない」と、すぐに義援金を集めるシステムをなんとか追加して(徹夜でつくりました)デザイナー様の気持ちを早く形に変えなくてはいけないと頑張りました。

こんなに熱くて素敵なデザイナー様達と一緒に Hoimi をできるのは本当に幸せだなと思い感動しました。



クラゲ : 他のドロップシッピングサービスと比較して、自慢できるポイントを教えてください。

Hoimi : Hoimi はデザイナーの採用に審査制を用い、サイト自体もデザイン性を重視しているので、多くのレベルの高いデザイナー様がお集まり頂いております。

またデザイナーの皆様にお支払する販売報酬も、独自で開発したランクシステムを用いているので、モチベーションが上がるとデザイナーの皆様にはご好評いただいております。
その他は完全に自社開発なので、「アイディア=すぐにシステム化」という部分がフットワークの軽い部分かなと思っております。

クラゲ : 「海外100ヶ国以上に発送可能」とのことですが、外国のどちらの国からの注文がございました?

Hoimi : Hoimi はデザインの評価が海外で高いこともあり 2010 年末より海外発送をスタートしました。

今のところ正式に英語版に対応していないにも関わらず、アメリカ・フランス・香港・オーストラリア他数か国からの注文をいただいております。



クラゲ : ご自分のサイト内で特にお気に入りのTシャツはどちらですか?

Hoimi : Hoimi 内のデザイナー様は、大変恐縮ですが Hoimi 内で審査をさせて頂いておりますので、「審査に通る=お気に入り」と思って頂ければと思います。

クラゲ : Hoimiさんが個人的に気になるTシャツブランドを教えてください。

Hoimi : Hoimi に登録していただいているデザインは、やはり私たちが選んでおりますので、全てのデザイナー様が今後どのように有名になっていくのかを考えると、お手伝いをさせて頂いているのでとても楽しいです。

ぐったり×15(designed by YenStar)
ぐったり×15 (designed by YenStar)

クラゲ : HoimiさんにとってTシャツとは?

Hoimi : イマジネーションやデジタルイメージを、リアルに変える魔法のマテリアルで、全ての人が仲良くなれるアイテムだと思います。

クラゲ : 今後の目標を教えてください。

Hoimi : 「All for Designer」(全てはデザイナーのために)と「Powered by Designer」(デザイナーこそが原動力です)のコンセプトのもとに、Hoimi に所属しているデザイナーの皆様を世界の舞台に送り出すことが一つの大きな目標です。

クラゲ : 最後に、東京Tシャツ部をご覧の皆様に一言いただけますでしょうか。

Hoimi : Hoimi はデザイナー様を応援するサイトで、表現力をもっている人たちの味方でいたいと思っています。そして、同じ目標の人たちが楽しく集える、ドキドキとわくわくを提供できる場所にしたいです。

クラゲ : 今日はありがとうございました。

Hoimi : ありがとうございました。



インタビューはこれで終わりです。

「日本のデザインは世界で通用する」と思い、デザイナーさんの手間を軽減するために考えつくされたシステムが、ドロップシッピングという単語が出る前に考え出されていたとはスゴイです。

インタビューで Hoimi の方と何度かやり取りを行ったのですが、「本当にデザイナーさんのことを考えてらっしゃるサイトだなあ」と実感することが何度もありました。

自分のデザインを世界に発表したい方は、Hoimi さんでTシャツを作成してみはいかがでしょうか?もしかしたら外国にあなたのデザインしたTシャツデビューできるかもしれませんよ。

ということで、今回ご協力いただいた「Hoimi」のサイトはコチラ

 Hoimi
 http://hoimi.jp/

このインタビューを読んだ後にTシャツを見てみると、新しい発見があるかもしれませんよ。

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