第92回目「Tシャツブランドインタビュー」~ Ningendo堂本舗編

第92回目のTシャツブランドインタビューは「Ningendo堂本舗編」です。

Ningendo堂本舗のサイトはこちらです

 Ningendo堂本舗
 http://www.ningen-do.com/


今回のインタビューは、 Ningendo堂本舗 です。

独特の世界観のうさぎTシャツとオリジナル缶バッジ等々の制作を行っている Ningendo堂さん。特に「はなぢうさぎ」は見たことがある方も多いと思いますよ。

どういうお話が飛び出すかお楽しみに。

第92回目「Tシャツブランドインタビュー」~ Ningendo堂本舗編 (2011/5/31収録)

クラゲ : 今日はよろしくお願いします。

Ningen堂本舗 : よろしくお願いします。

クラゲ : まず、自己紹介をお願いします。

Ningen堂本舗 : 東京は下町の王子の実家で一人で細々と営業しています「Ningen堂本舗」です。この「Ningen堂本舗」という名前はハードコアパンクバンドの友人が付けてくれました。

う!うさぎ

クラゲ : Tシャツを作ろうと思ったきっかけを教えてください。

Ningen堂本舗 : 会社を辞めてバイクに乗って毎晩東京湾に釣りに行ったり、旅行したり、お酒飲んだりしてぶらぶら遊んでばかりしていました。さすがに「これではいかん」と思い至り「バンドの連中なら缶バッジとTシャツは必須だろう」とネットショップをやる気になりました。資本金も大して掛からないし、実家の一部屋で出来そうに思えたのも理由です。

はなぢうさぎ

元々、渋谷や浅草で作家ものや輸入雑貨のお店の雇われ店長をしていました。雑貨やもの作りには興味がありましたし、あってもなくてもいいけど面白いものが好きです。それを売って喜んでもらうのも好きなんです。

それが 2001 年位です。PC の事を何も知らない状態です。初 PC 購入です。フォトショップやイラストレーターやネットショップなんておろか、jpg って何?ってところからやる気になってしまいました。

もちろん、デザインについての知識もセンスもありません。Tシャツに関しては、どこかに行ったおみやげにはTシャツは買う程度の人です。PC にもデザインについても、ど素人の相談にのってもらった友人達には大変迷惑を掛けました。

よっぱらいうさぎ

オリジナルを広く一般に販売したい、とは当初は考えてもいなかったです。

そうして、いざはじめましたら、最初お客様で想定していたバンド関係の連中は等しくお金が無くて、お客さんにならない事がすぐに判明しました…(笑)



クラゲ : そこから作成したTシャツを販売するようになったきっかけは?

Ningen堂本舗 : ちょうど「インディーズTシャツ」って言葉が聞かれるようになった頃に第1回の「Tシャツ・ラブ・サミット」に参加しました。当時、友人達が持ち寄ってくれたデザインでTシャツを作ってました。そこで思ったよりも売れてみんなで浮かれました。うれしかったです。

その後は出来たばかりの No More Tears さんや大阪の middle さんがとても良くしてくれました。いろいろとアドバイスを頂きました。

となりはカレー?うさぎ

クラゲ : Tシャツを販売されてみていかがでしたか?

Ningen堂本舗 : 苦労したのはプリント屋さん探しでしょうか。相談に応えてくれるか、納期は守れるか、とかプリント屋さんを決めるのには紆余曲折がありました。自分で圧着も含めてプリントもやっていたのですが時間がなくて断念しました。種類と枚数が多くなると任せた方が当然ですが早いし上手いです。

メガネうさぎ

2004年、若い頃からのお酒の飲み過ぎと遊び過ぎで肝臓疾患とそれに伴う静脈瘤破裂で倒れ集中治療室行きになりました。本当に死にそうだったので家族以外面会謝絶です。急がなくてはいけないと慌ててお見舞いに来た友人達は「もうだめらしい」と思っていたそうです。

「日向を歩くと倒れるし走ったらだめ」と言われて退院しました。

もうお酒は飲んでいません。タバコは止められません。甘いものが大好きになりました。今は普通に走れますし、飲み会も好きですし、バンドもやってるし、血液検査も至って健康な値になっています。

クラゲ : それは大変な大病でしたね。無事に退院できて本当によかったですね。

すいか割りうさぎ



クラゲ : 現在はいかがでしょうか?

Ningen堂本舗 : 今はちょこちょこ、こつこつとやってます。基本はなにぶん一人なので雑貨製作が忙しい時はそちらに忙殺されます。

友人達も歳をとり家庭を持って手伝ってくれなくなったのでTシャツ・ラブ・ラブサミットに参加するのは難しくなってしまいました。でもまた出店したいな、とは思っています。

他のブランドさんはみんなすごいなぁ、思います。Tシャツ業務だけで成り立っているブランドさんには頭が下がります。私にはそんな才覚は有りません。

タンス作りうさぎ

近年は MARS16 さんの「ワンダーTシャツフェスティバル」に大変お世話になっています。

ワンダーTシャツフェスティバルは今年、津田沼PARCO さんでも開催中です。

Tシャツについては No More Tears さん、middle さん、MARS16 さんにお声を掛けて
頂いたのが幸運だったと思います。雑貨製作販売業務についてもですが誠意は勿論、縁は大切だと感じています。

せんぷうきうさぎ

クラゲ : 今後の目標をよろしくお願いします。

Ningen堂本舗 : これからも「うさぎ」を初め、ゆるゆるなTシャツを地道に作っていきますのでどうぞ宜しくお願いします。東京Tシャツ部さんにはこれからもちょっとずつですがお世話になりたいです。

クラゲ : こちらこそ、よろしくお願いします。今日はありがとうございました。

Ningen堂本舗 : ありがとうございました。




インタビューはこれで終わりです。

「フォトショップやイラストレーターやネットショップなんておろか、jpg って何?」から、現在オリジナルTシャツ販売をされているところは、今からTシャツを作ってみたいという方には力強いメッセージかと思います。

そして、大病から回復されて、本当に本当によかったです。

ということで、今回ご協力いただいた「Ningendo堂本舗」のサイトはコチラ

 Ningendo堂本舗
 http://www.ningen-do.com/

このインタビューを読んだ後にTシャツを見てみると、新しい発見があるかもしれませんよ。

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