第50回目「Tシャツブランドインタビュー」~RARE DROPS編

第50回目のTシャツブランドインタビューは「RARE DROPS編」です。

RARE DROPSのサイトはこちらです

 RARE DROPS
 http://www.raredrops.com


今回のインタビューは RARE DROPS さんです。黒人音楽をモチーフとしたTシャツを制作販売しているRARE DROPSさんからどのようなお話が伺えますでしょうか?お楽しみに。

第50回目「Tシャツブランドインタビュー」~RARE DROPS編 (2009/3/26収録)

クラゲ : 今日はよろしくお願いいたします

RARE DROPS : よろしくお願いいたします。

クラゲ : まず最初にブランドの自己紹介をお願いいたします

RARE DROPS : JAZZやSOUL等の黒人音楽をモチーフとしたデザインTシャツブランド「RARE DROPS(レアドロップス)」です。

TAMBOURINE
TAMBOURINE

クラゲ : 「RARE DROPS」というブランド名の由来を教えてください

RARE DROPS : うちのTシャツのデザインって、一般的にみると凄くマニアックなものなんですよね、当時から。そんなマニアックでレアなデザインを「ドロップ」と位置づけ、レアなドロップの集合体で「レアドロップス」。みたいな感じにして名付けました。

クラゲ : RARE DROPSさんがTシャツを作り始めたきっかけを教えてください

RARE DROPS : ロック・HIP HOP・レゲエなんかの音楽系Tシャツって結構あったんですが、僕が好きな JAZZ や SOUL、RARE GROOVE なんかをネタにしたTシャツって、今でもですが昔はもっと少なくて。古着屋巡ってそういうの探してたんですが、なかなか良い物に巡り会えない。無けりゃ自分で作るしかないな~、という経緯です。

RHODES PIANO
RHODES PIANO



クラゲ : ネットでTシャツを売り始めた時期ときっかけを教えてください

RARE DROPS : ネット販売を始めたのは2002年の秋です。きっかけはネットでTシャツを販売する少し前にクリエーター仲間数人と、インディーズのTシャツ・小物・ポストカード・絵本などを委託で販売するアートセレクトショップ的なものをやっていたんですね。

その時の商品の集め方が、ネット販売している個人の方々に声を掛け、商品をお借りしていたんですよ。まあ、二十歳そこそこのお兄ちゃんお姉ちゃんが運営していたんで、半年位で潰れてしまったんですが。

で、店は潰れたんですが、そのお店で販売していた僕が作ったTシャツの評判が良い。ここで辞めてしまうのはモッタイナイ。続けたい。でも店が無い。どこで売ろう?どうしよう…。

あっ、商品をお借りしてた皆さんみたいにネットで売ろう!でも、ホームページってどうやって作るの?「誰かホームページ作れる人居ませんか~?」っと、友達に声を掛けまくると、「俺作れます!」という後輩をゲット。「お金とか無いけど平気?」と、聞くと微学でオッケーとの事で、即座に制作依頼。という流れです。

お店がクローズしたのが、確か2002年の9月中旬。で、今の RARE DROPS をオープンさせたのが2002年の10月下旬。今考えれば、ド素人がよくそんな短期間で準備出来たな~、と我が事ながら関心しちゃいますね、ほんと。どんな事でも、元気があればなんとかなるもんですね。

DISCO
DISCO

クラゲ : おおー、なんとも怒涛のサイトオープンでしたね。そこから最初にTシャツが売れたときはいかがでした?

RARE DROPS : ネット販売をはじめて1週間位経った時でした。感想は、ただただ嬉しかったですね。家で一人で小さくガッツポーズをしたのを覚えています。

クラゲ : 「小さくガッツポーズ」っていいですねー。光景が目に浮かびます。他にもTシャツブランドを運営されててうれしい瞬間とかございますか?

RARE DROPS : 街で自分の所のTシャツを着ている人を見掛けた時。あの感動は、何度味わっても最高に嬉しいですね。あと、初対面の方が、うちの存在を知っていてくれたり、Tシャツを持っていたり、これもたまりませんね。

クラゲ : 逆に大変なこととかございますか?
RARE DROPS : 文字通り冬をどう乗り越えるか!?という点ですね。

TRISTEZA
TRISTEZA



クラゲ : RARE DROPSさんのTシャツアイデアはどのように考えているんですか?

RARE DROPS : 街やお店なんかで見かける良いデザインや配色をメモしておいて、ある程度ストックが溜ったらそれらを参考に期限を設けてデザインをはじめます。どういうデザインにするか、というゴールの設定を大切にしています。あと、時間を掛けすぎない事にも気を遣っています。

クラゲ : 「時間を掛けすぎない」というというのはどういうことなんですか?

RARE DROPS : うちの会社は、自社ブランドの制作・販売以外に、ホームページ、フライヤー、グッズの制作など、クライアントさんからの発注を受け、取り掛かる仕事もさせてもらっているんですね。(ちなみに最近では、R&Bユニット「MAY’S」のHP制作をさせていただきました。)

予算があり、納期があり、最終決定権は自分に無い。まあ、仕事をしていく上では当たり前の条件なんですが、僕はデザイン学校を出たわけでもなく、デザイン会社勤務の経験もなく、見様見真似で自由にデザイン業界に入って来たというか勝手に入り込んだ人間なんで、当初はこの状況にかなりフラストレーションを感じていたんです。

が、この「納期の短い仕事」というのが、意外に好結果を生む、というか。短期集中で作れ、効率も良い、時間の費用対効果の良さにビックリし、慣れてくればクオリティーを損なう事も無い。

これは、自分の所のTシャツ作りにも生かそう!と思い、今までは「デザインが上がったらリリース。」みたいなかなり適当だった流れを、いつからか簡単ですが年間スケジュールを立てリリース日・納期・制作日数を逆算して制作するようになったんです。

個人差があると思うんですが、僕の場合、時間を掛けてデザインをこねくり回しても好結果が出ず、瞬発力で作った方が良いものが出来たり、というのも、デザインに時間を掛けすぎない、という事に繋がっているのかもです、はい。

life is like a samba
life is like a samba

クラゲ : 自分のブランドのTシャツの中で一番お気に入りのものはどちらですか?

RARE DROPS : 「M.V.P.」というタイトルのTシャツです。理由は、デザイン・配色のバランスがかなり好みなんですよね。セールス的にはイマイチなんですけど(笑)

クラゲ : 自分は他のブランドに「ここは負けない」というところは?

RARE DROPS : う~ん、勝ち負けは意識してないですね~。うちより優れているブランドは山程あるし、そうでない所もあるだろうし。ただ、その中で埋もれないように、個性は出していこうと努めています。

I LOVE VINYL
I LOVE VINYL




クラゲ : RARE DROPSさんににとってTシャツとは?

RARE DROPS : キャンバスであり、自己表現が出来るアイテムです。

クラゲ : RARE DROPSさんが気になるTシャツブランドを教えていただけますか。

RARE DROPS : Tシャツブランドというか、アパレルブランドなんですけど良いですかね?「X-girl」が好きですね。流行に踊らされず、ぶれないコンセプトとデザイン提案。これには脱帽です。

Side.AB
Side.AB

クラゲ : 今後の目標を教えてください

RARE DROPS : なんか親や親戚が喜ぶような賞を獲ってみたいですね。アカデミー賞的な?あっ、あれですね、Tシャツ界のアカデミー賞は、Tシャツオブザイアーですよね?きっと。獲れるように頑張ります!

クラゲ : では、最後に東京Tシャツ部をご覧の皆様に一言いただけますでしょうか

RARE DROPS : 東京Tシャツ部をご覧の皆さんこんにちは、レアドロップスです。多分、まだまだ認知度は低いと思うんですが、名前だけでも覚えていただければ、と。そして、サイトを覗いていただければ幸いです。

クラゲ : 今日はありがとうございました。

RARE DROPS : ありがとうございました。

LITTLE KEY
LITTLE KEY



対談はこれで終わりです。

自分の大好きなJAZZやSOULなどの黒人音楽のTシャツがないから作ってみようと思った気持ちや、「やってみよう!」と思い立って一気にネットショップ立ち上げまで行ったパワーすばらしいです!

ということで、今回ご協力いただいた「RARE DROPS」のサイトはコチラ。

 RARE DROPS
 http://www.raredrops.com

このインタビューを読んだ後にサイトを見てみると、新しい発見があるかもしれませんよ。

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