第48回目「Tシャツブランドインタビュー」~HEADGOONIE 編

第48回目のTシャツブランドインタビューは「HEADGOONIE 編」です。

HEADGOONIEのサイトはこちらです

 HEADGOONIE
 http://www.headgoonie.jp/


今回のインタビューは HEADGOONIE さんです。

冒険好きの男子が大好きな「グーニーズ」などをテーマにしたブランドということで、どのようなお話が伺えますでしょうか?お楽しみに。

第48回目「Tシャツブランドインタビュー」~HEADGOONIE 編 (2009/3/18収録)

クラゲ : 今日はよろしくお願いいたします

HEADGOONIE : よろしくお願いいたします

クラゲ : まず最初にブランドの自己紹介をお願いいたします

HEADGOONIE : はい。2001年4月にインディーズTシャツブランド『エメットブラウン』としてスタートしました。ボクの好きな映画である『グーニーズ』や『バックトゥザフューチャー』をモチーフとしたTシャツをつくるのが目的でした。

2002年から2008年は、ドメスティック・ウエアブランドとして活動してきましたが、今季(2009年)より、初心に還る意味もこめて、ブランド名を『HEADGOONIE(ヘッドグーニー)』に改め、2001年当初のように「Tシャツ」を中心としたブランドに還るつもりです。

OVER THE MOON!
OVER THE MOON!

クラゲ : 「HEADGOONIE」というブランド名の由来を教えていただけますか

HEADGOONIE : 映画『グーニーズ』撮影時に、製作総指揮のスティーブン・スピルバーグ監督がかぶっていたCAPにかかれていたロゴ『HEADGOONIE』からブランド名を引用しました。「GOONIE」とは直訳すると「やぼったい、素行が悪い、etc」の意味なんですが、劇中では主人公のマイキーが「退屈」という意味で使っています。ボクらもそっちの意味でとらえています。

クラゲ : 最初にTシャツを作り始めたのはどういうきっかけだったのでしょうか?

HEADGOONIE : もともとボクは新宿クラブワイヤーを中心とするROCK,PUNK系のクラブイベントやライヴハウスのフライヤーデザインなどをやっていたので、その延長で自然な流れでTシャツづくりをはじめました。最初は確か、18~19歳くらいのときに「Tシャツくん」を使ってハードコアバンドのブートTなどを刷っていたと思います。

PEANUTS MIKEY
PEANUTS MIKEY



クラゲ : インターネット上でのTシャツ販売はいつ頃でしたか?

HEADGOONIE : 2001年4月にエメットブラウンを立ち上げ、ファーストモデルの「DOC T-shirts」を販売したのが、はじめてネット販売をしたときです。単純に、他に売る場所がなかったので、自分でHPを立ち上げ、販売を開始しました。

DOC T-shirts 1st.MODEL
DOC T-shirts 1st.MODEL

クラゲ : その頃の雰囲気はいかがでした?

HEADGOONIE : 原宿のショップスタッフの友人や、クラブDJの友人に「DOC T-shirts」を配って着てもらったのがキッカケで、当時ネット上に乱立していた「裏原系掲示板」でウワサになり、イキナリファーストモデルの「DOC T-shirts」が400枚以上も売れてしまったんです。今と同じく5,000円で売ってましたから、タダのフリーターだったボクの口座に200万円以上のお金が入ってきました。

それなりに仕掛けていたつもりではあったんですが、まさかここまで売れるとは思ってなかったので、さすがにビビリましたけど。何か大きな波に乗ってしまったような、なんかとんでもないことになったなっていう気分でした。その辺の詳しいストーリーは、ボクの著書である『東京10:45COMPLETE BOOK』に書いてありますので、ゼヒ読んでみてください。

東京10:45COMPLETE BOOK
東京10:45COMPLETE BOOK

DANCE PART1
DANCE PART1

クラゲ : ネットでTシャツを販売されてみていかがですか?

HEADGOONIE : 好きでやっているので特に大変と思ったことはないんですが、しいて言うなら出荷作業ですね。毎シーズン立ち上げのときは、たくさんのお客さんにご予約をいただくので、出荷作業はスタッフ一同、徹夜で行っています。

嬉しかったことは、「彼氏(彼女)へのプレゼントにしたいので、プレゼント包装をして欲しい」と言われたとき、ボクはついついいつも凝ってしまって、1点モノのオリジナルボックスとかをつくってしまうんですよ。それを受け取ったお客さんが、わざわざ展示会場まで足を運んでくれて、お礼を言いにきてくれたときですね。

WE ARE BACK!
WE ARE BACK!



クラゲ : ご自身のブランドの中で一番お気に入りはどちらですか?

HEADGOONIE : 今季09SS(2009年春夏シーズン)に出した、映画『未知との遭遇』をモチーフにした『第三種接近遭遇Tシャツ』です。

第三種接近遭遇
第三種接近遭遇

6種類の高密度フォト版を駆使してつくった力作です。他のブランドでは絶対にマネできない、HEADGOONIEでしか買えないクオリティーあると自負しています。

クラゲ : そういうTシャツについてのアイデアはどのように考えていらっしゃいますか?

HEADGOONIE : 常に24時間、そのことだけを考えています。映画を観てても、ストーリー云々の前に、まず出演者が「何を着てるか」を観る。ライヴに行っても曲を聴く前にバンドメンバーが何を着てるか、本を読んでても、道行く人を見てるときもそうです。もうホトンド病気です(苦笑)

FUCK BITCH
FUCK BITCH

クラゲ : 自分は他のブランドに「ここは負けない」というところは?

HEADGOONIE : ウチはTシャツブランドですが、そのTシャツに合わせられる「服」もつくっています。Tシャツも含めそれらはすべて世界一の品質である「メイド・イン・ジャパン」にこだわってつくっています。デニムは岡山、布帛の縫製は地元の千葉県銚子市で行っています。プリントは東京。「Tシャツを基準に、それに合わせる服」も一緒に揃えることができるブランドとしては、ネット上のインディーズTシャツブランドの中ではウチが一番じゃないかと思ってます。

クラゲ : そんなHEADGOONIEさんにとってTシャツとは?

HEADGOONIE : タダの汗を吸ってくれる布であって、そんなにあーだこーだ言う気はないんですが、1枚のTシャツがボクの人生を180度変えてくれたのは事実です。

ROOTS RADICALS
ROOTS RADICALS



クラゲ : HEADGOONIEさんが気になるTシャツブランドは?

HEADGOONIE : 「ROOTOUT」「TEENAGE MUTANT」「Tees」「DAY BREAK STUDIO」の4ブランドです。

クラゲ : 今後の目標を教えてください。

HEADGOONIE : 3月28日に第1回『HEADGOONIE T-shirts学校』を行うのですが、5月から定期的に、シルクスクリーンの使い方を教えるイベントを行っていきたいと思っています。その中から、元気があってカッコイイブランドが出てきてくれることを期待しています。

クラゲ : では、最後に東京Tシャツ部をご覧の皆様に一言いただけますでしょうか

HEADGOONIE : ボクがブランドをはじめて8年間のあいだに培ったTシャツづくりのノウハウを、HEADGOONIEスクールというカタチで皆さんに伝えていけたらと思っています。開催日時は随時HPにてお知らせしますので、是非参加してみてください。

あと、4月20日頃にTシャツづくりのHOW TO本『作って売って喰う!HEADGOONIE SCHOOL T‐SHIRTS BOOK』を発売しますので、そちらもよかったら読んでみてください。

クラゲ : 今日はありがとうございました

HEADGOONIE : ありがとうございました

TAKE THE OATH, JOIN THE ADVENTURE!
TAKE THE OATH, JOIN THE ADVENTURE!



対談はこれで終わりです。

元々クラブでフライヤーデザインを行っていて、そこからTシャツ作りを行っていったHEADGOONIEさんによる2000年ごろの原宿の雰囲気の話などはなんかワクワクする雰囲気が伝わってきましたね。

そして、Tシャツでは無いですが、クラゲも読ませてもらった『東京退屈日記』はオススメですよ。興味のある方には是非読んでいただきたいです。

ということで、今回ご協力いただいた「HEADGOONIE」のサイトはコチラ。

 HEADGOONIE
 http://www.headgoonie.jp/

このインタビューを読んだ後にサイトを見てみると、新しい発見があるかもしれませんよ。

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