第16回目「Tシャツブランドインタビュー」~OC2:T-Baz編

Tシャツブランドインタビュー第16回目は「OC2:T-Baz」です。

OC2:T-Bazのサイトはこちら

 OC2
 http://oc2.jp/


第16回目のブランドインタビューは「T-Baz」。こちらは「OC2」というオンラインデパート中にあるTシャツ専門フロアーです。

今回は「OC2」代表のアライさんと、「T-Baz」フロアマネージャーのチルさんに色々とお話をお伺いいたしました。

どのようなお話が聞けるでしょうか?お楽しみに

第16回目「Tシャツブランドインタビュー」~OC2:T-Baz編 (2006/1/7収録)

クラゲ : 今日はよろしくお願いいたします。

OC2アライ : よろしくお願いします。

OC2チル : よろしくおねがいします。

クラゲ : では、最初に「OC2」の自己紹介をお願いいたします。

OC2アライ : OC2は、デザイナー直送のオンラインデパートで普通のお店で買えないような手作り感があったり、今後どんどん伸びていくであろう勢いのある若いデザイナーの商品が買えるオンラインショップです。OPENは去年の 3月で、11月・12月はWEBから飛び出して百貨店やギャラリーなど実際の場で手にとって商品を見られるイベントも行うようになりました。

クラゲ : そのようなOC2をはじめられたきっかけについて教えていただけますか?

OC2アライ : もともとOC2を運営している私ども有限会社オープンクローズは、open-clothes.com という、服作りをしている、もしくは興味がある人が集まって情報交換をするサイトを運営しておりました。今年で5年になります。

そのサイトでは掲示板を利用して服作りの話をできるだけではなく、「バザール」という場所でそれぞれの「住民」(利用者)が作った作品を発表できる場所があります。作品のレベルもそれぞれなのですが、中には商品としても非常によくできているものを作るデザイナーさんも登場しはじめ、そんな人たちの商品ばかりを集め、更に服を探している人が集まりやすい場をということでOC2を企画いたしました。

クラゲ : そうなんですか。そもそもの始まりとなった open-clothes.com をはじめられたきっかけについても教えていただいてもよろしいですか?

OC2アライ : おーーーー、これは長くなりそうでなので、短めに。(自分の体験から)服を作る人も困ってて、欲しい人にも選択肢が少なすぎるのをなんとかしたい、ってのが大雑把な経緯です。こちらにもう少しそれらしいことを書いてあります。

クラゲ : では、気になる方はそちらをご参照ということでー。そして、どうしてOC2では「デパート」というネーミングをされているのでしょうか?

OC2アライ : OC2にはテイストもターゲットも異なる、50ブランド以上が出店しています。そのため、ショップとして1つの内装(デザイン)や企画で括ることができないので、違うデザインで仮想の「フロア」を設け、全体をデパートと呼ぶようにしています。



クラゲ : そのオンラインデパートOC2の中に「T-Baz」というTシャツ専門フロアーがあるかと思うのですが、こちらの「T-Baz」のご紹介もお願いできますでしょうか?

OC2チル : T-Bazはそのオンラインデパートの7Fにあるフロアで、キャッチに「差がつく手しごとTシャツ集めました」を掲げ、デザイナーそれぞれがこだわりを持って作った手作り感のあるTシャツを集めたフロアです。ボディ自体を1から作ったものや絵やグラフィックを全面にプリントしたものなど個性的なTシャツを取り扱っています。

クラゲ : そこに「Tシャツ」のみを集めたフロアーを作ろうと思ったのはどうしてですか?

OC2チル : デザイナー(ブランド)が作る商品展開には”Tシャツ”があり、それは「服作り」をしているデザイナーが作るだけあって、それぞれが魅力的です。そんな魅力あるTシャツばかりを集めたフロアがあったら面白いんじゃないかと思ったからです。

クラゲ : チルさんがそこのT-Bazのフロアマネージャーになったいきさつを教えていただいてもよろしいでしょうか?

OC2チル : 実は個人的に応援しているブランドがあって、そのブランドを自分の手でたくさんの人に広めたいという気持ちと、直接デザイナーさんと関わっていく面白さに惹かれたからです。

クラゲ : チルさんはもともとTシャツはお好きだったんですか?

OC2チル : ハイ!ただ、コレまではグラフィックTシャツしか知らなかったのが、T-Bazフロア通して、Tシャツの奥の深さを知ることになりました。最近では、自分もTシャツでなにかを表現してみたいと考えるようになりました。



クラゲ : 実際にフロアのTシャツを見てみると「あつまれ!Tシャツ」みたいに、全面プリントのTシャツとか面白いなぁと思いました。で、ふと思ったのですが、全面プリントって大変だったんじゃないですか?

OC2チル : そうですねー。このTシャツはある雑誌で画家の「かおかおパンダさん」の作品を知り、そのカラフルな色合いに惚れこんだことがキッカケだったんですが、実際その惚れ込んだカラフルな色を100%表現するのはなかなか大変でした。最終的には希望に近い色合いを出すことができ、まるで絵をそのまま着てるかのような全面プリントTシャツができあがりました。

クラゲ : そのような仕事をしてもらえるプリント工場探しは大変だったんじゃないですか?

OC2チル : それはやはり open-clothes.com のデジマのネットワークによるものです!プリント工場もそうですが、「あつまれ!Tシャツ」ではタグデザインもかおかおパンダさんが制作したんですが、その際のタグ工場もデジマのネットワークがあったのですぐに見つけられました。

OC2アライ : 横から失礼。こちらがタグの工場さんです。ちなみに、このタグのタケダヤさんには先ほど登場した open-clothes.com のサイトの住民向けにタグに関する勉強会を開催していただいたことがあったりと、作り手と業者さんとをつなげるのがOCらしさかなと思っています

クラゲ : ほほー、面白いですね。あと、こちらの「CdC」ようにボディの形がユニークなTシャツはどのような工程で作られているんですか?

OC2アライ : お、良いTシャツに目をつけられましたね。こちらのブランドは変わったボディも作れていますが、実のところTシャツのボディ自体も自前で作れるブランドはOC2でもまだ限られていますね。やはり通常の服とは違い、カットソーを縫うにはまた特別なミシンが必要になるため、まだまだ思い描いているボディをその通りに作れるのは、クラゲさんにあげていただいた商品くらいかも知れません。なので、今後は、ニットソーイングに強い業者さんとの連携で個性のあるボディも生産できる体制を目標にしたいと考えています。



クラゲ : T-Bazはオープンされてからどれくらいの期間が経っているのですか?

OC2チル : 半年ほど経ちました。オープンしたのは去年の夏真っ盛り、大きなヒマワリとすがすがしい空を背景にデザインしたT-Bazが誕生しました。Tシャツと言えば夏!な感じのフロアでしたねー。その後、手作り感のあるTシャツ「みつ編みTシャツ」が登場しフロアの雰囲気も変わっていき、12月末に本来目指していた手作り感が伝わるフロアにするため、背景をニット生地にした今のT-Bazにリニューアルされました。

クラゲ : 色々と凝ったTシャツが多いんですが、こちらは、工場とかとの調整はT-Bazさんもお手伝いする感じですか?

OC2チル : お手伝い致します!!!

クラゲ : そうすると、創作したいTシャツのイメージをお持ちのデザイナーの方は大募集な感じですか?

OC2チル : はい!大大募集です!おもしろいデザインやグラフィックをTシャツにしたいというデザイナーさんは是非T-Bazに相談くださいませ。あ、特に全面プリントでグラフィックをTシャツで実現したいというデザイナーの方は是非っ!

クラゲ : 大体半年くらいT-Bazを運営されてますが、半年間運営してみていかがです?

OC2チル : そうですね、Tシャツのフロアなので夏季限定になるのでは?と思ったこともありましたが、Tシャツはオールシーズン着れるものですし、特にT-BazのフロアにあるTシャツは重ね着すると面白いシルエットが出たりするものもあります。全面プリントTシャツのように、着るだけじゃなくて見るのも楽しいTシャツもどんどん増やしていく予定ですし、T-Bazでは今後ももっといろいろな展開をさせたいと考えてます。近々、Tシャツに+αで合わせたいアクセサリーや雑貨なども扱っていく予定です。そんなコーディネートも楽しめるTシャツフロアに充実させていきたいと思っています!

クラゲ : おー、楽しみです



クラゲ : OC2お二人の気になるTシャツブランドさんとかございましたら、教えていただいてもよろしいでしょうか?

OC2アライ : 僕が気になるのは、やはりさきほどクラゲさんもpickupされていた「COHUGISAHECHI」ですね。ちなみにこのブランド読みにくいですが、コージサエキさんという方がデザイナーです。普段やってる服のデザインも特徴的で、それがTシャツにも現れていて個人的にも欲しいブランドです!

OC2チル : 私は、やはりピックアップしている「KAO KAO Tee」はオススメしたいですねー。「KAO KAO Tee」は、今後も新しい絵でTシャツが増えていく予定なので、是非チェックして欲しいブランドです。

クラゲ : では、もうそろそろ最後になるのですが、今後の目標について教えていただいてもよろしいですか?

OC2チル : はい。今後はコンテンツが増えていく予定なので、そのコンテンツが面白いものになっていくようにしたいですね。ブログなどもはじめようと思っているので、Tシャツの制作段階を見せていけるような、デザイナーもセルフバイヤーもそして私自身も楽しめるフロアにしていきたいです。

クラゲ : 最後の最後の質問になるのですが、Tシャツ部をご覧の皆様に一言いただけますでしょうか?

OC2チル : TシャツにはグラフィックTやボディが面白いもの、全面プリントや刺繍が施されたものなどいろいろあります。ただ、Tシャツで何が出来るかといったらメッセージを伝えられるものなんじゃないかなと思うんです。なので、自分が表現できるようなTシャツを作ったり、着られたらステキだなと思います。

OC2アライ : たしかにみなさんにと言ったら、僕もチルと同じようなことになりますが、Tシャツってアイテムは、シンプルがあるが故にごまかしの利かないスタイルだと思いますし、その上でそれぞれ個性を出して面白いクリエイションされてる東京Tシャツ部のみなさんにはいつも驚かされています。今後もお互い頑張りましょう!

クラゲ : はーい。今日はありがとうございましたー

OC2アライ : こちらこそありがとうございます!

OC2チル : こちらこそっ!ありがとうございました&おつかれさまでした



対談はこれで終わりです。

今回、クラゲが OC2:T-Bazさんにインタビューを行おうと思ったキッカケは、インターネットを使って、クリエイターと買い手をつなぐコミュニティーを運営されているというところが非常に興味深いなぁと思ったからです。

インターネットを使えば、少数のアイテムでもそれを求めている人に届けることが出来るし、買い手も自分が本当に欲しい服を着ることが出来るという、大量生産ではない方法がインターネット的だなぁと思ったりしました。

そして、T-Bazはプリント以外にも凝ったTシャツの形があることを提示している数少ないページだと思いますので、アパレル系の方には是非チェックしてもらいたいです。もし、T-BazにあるようなTシャツを作ってみたいという方は、こちらの「ブランドとして参加する」をご覧ください。

ということで、今回ご協力いただいた「OC2」のサイトはコチラ。

 OC2
 http://oc2.jp/

このインタビューを読んだ後にTシャツを見てみると、新しい発見があるかもしれませんよ。

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